週末のインド人街は“ひどい!”、混雑で(人ごみ=人の塵)殆ど歩けない。
マレーシア人、インド人、中国人が沢山。 それに乳母車を押してるマレーシア人の若夫婦。 特にマレーシア人は歩くのすごく遅い。 汗だくでインド人街を脱出!
ということで、まず今朝はインド人街を探検。 この前、娘達と行った時はウイークデイだったので、比較的空いていましたが、今日は満員電車。 でもツアーガイドのSteve、
“こっちですよ!、トイレですか? (バカヤロー家出る時行っとけよ!)、”
“エッ?喉渇いた? そこの道端で売ってるどぎつい色のジュース。 それが喉の渇きには一番。KL日本人クラブご推薦です!“、
”あーそこのレース売ってるお店のばばあ、なんか日本人の観光客だって、奥のおばあさんに言ったみたい。“
“多分値段高く言うから、がつーーんとやって下さい!“、
”エッ?俺がやるの?“
“しょうがねーな。 ねえ、おばちゃん1枚10リンギットでしょ? だから3枚で15リンギットじゃないの?”、
“バーロー、俺は日本の中学で、(杉並の進学校で算数3だったんだよ。 10 カケル 3は、日本では15、なぜかここでは”30“.
”エッ、25?“、”マーいいか。5リンギットまけさせたから。“、
”オーケーおばちゃん!“、
”ばーろー、おまえ現地人には一個5リンギっとで売ってるジャン!“、
後の祭り!
だから汗だく。
“ちょっとソコ曲がろう。 人があんまりいないから、抜け道だよ!”、
“いやー! 暑かったなー!”、
“あれっ? 行き止まり。 だから人が少なかったんだ。”
まあ、ベテランツアーコンダクターにも失敗があります。 まあ、私のモットーは”失敗から、出来るだけ学ぶ“ですから、次はここを曲がりません。“
ようやく駐車場に到着。 インド人街の近くのホテルの駐車場。 駐車券を車に置いてきたので、“先ず車に戻ってと。”
あれっ? 確か2階に駐車したはず、”ない!、俺の車がない。”、
弟に“おまえさー、ちょっと上に行ってみたくんない?”、“俺は下の階を見てくる?”。
“あったー!”遠くで弟の声。
駐車場に声が響いて、どこで弟叫が叫んでいるのかわからない。
ようやく弟の嫁さんを発見! ここの駐車場は中2階みたいのがあって、それに階段が2箇所ある。 つまり、階段を間違えると同じ2階でも、中2階に出てしまうのです。
降りた階段と登る階段を間違えた為に起きた事件です。 ブキビンタン署の刑事をしてるから、このようなトリックにもひっかからないし、直ぐ見破るのです。 (全然見破ってないし、トリックでもないじゃん。)
刑事から、直ぐツアーガイドに戻ったステイーブは、“車、すげー混んでるから、家の方に帰って、お昼食べに行こう!”、何もわからない弟夫婦はうなずくだけでした。
そうだ、組長に紹介された、タマンデサの高級中華料理店”成記飯店“に行こう。
“ここのブラックペパービーフ”が最高! それとプリン。
テーブルに案内される前に、すいすいと店に入ってテーブルにつきました。 ちょっと高級中華料理店では許されない行動ですが、そこはそれ、‘オーナー’のおばちゃんに流し目。
そのおばちゃんに“
”メニュー、頂戴!”、
“昼はメニュー無し。 好きなものをソコに盛ってあるから、肉でも野菜でも、ソコから取ってきな!”、
“あのー、高級中華料理店にもあるまじき仕来りそれでいいんですか?”、
“お客さん、なにをぶつぶつ言ってんの?、エッチャーシュー入りワンタン? ドライそれともスープ?”、
“ドライって、焼きソバみたいなワンタン麵。”、
きょとん?
“つまり、えーっ、ほら隣のインド人のおばちゃんが食べてる黒っぽい焼きソバ。 これがここでは、ワンタン麵。”、
“そー、スープワンタン麵3個ね、あー、ポーク、これはうまいよ!それにダック、これもうまいよ。“、
”オーケー、そいじゃ、ポーク、ダック、それに野菜、それとそのナスの炒めたやつも!“、”あー後で、プリン!ね、おばちゃん。“。
“あいよっ!”
“ここさー、高級だろ?だからさー、忙しいんだ昼は。 みんなが来て、ビュッフェみたいに、自分で好きなものを取って、あの発砲スチロールの弁当箱見たいのに入れて持って帰る人もいるんだ。Iさんみたいに!”
”Iさんて誰!”
おばちゃん、ソコに色々並んでるところから、野菜炒めとナスの炒め物を小皿に取って、テーブルにドカンと置きました。
“まあ、いいか。”
すると直ぐに“ポークとダック”が載ったお皿が出てきました。
“あのー、ビール2本。”、
“このポーク、皮がパリッとして、中がジューシーうまいね!”
“だろー? だってさここ高級中華だよ。”
高級中華料理を堪能した弟夫婦でした。
さて、夕ご飯ですが、中華が続いたので、弟の先輩も“是非SホテルのZと言う高級(?)日本料理店に行ってくれば”という薦めで、ブキビンタンのちょっと先の5スターのSホテルに行きました。 さすが日本料理の有名店のカジュアルバージョン。オープンキッチンで日本と同じインテリア。 でも日本人は2,3組のカップルだけ。 後は中国人だらけ。
テーブルについた3人。
“そーね、面倒くさいから鉄板焼きコースにしよう。”って弟。
“そうね!”
メニューには、鉄板焼き:先付け、お吸い物、(ビーフ、大エビ、サーモン又はチキン)、フォアグラの冬瓜乗せ、サラダ、ご飯、デザート等と記載されてありました。
“こんなに食えるんか? まだお昼のポーク残ってるって感じ。まあいいか。”
オーダーと聞いてるウエイターが“xxチキンにしますか、サーモ
ン?”って、
“そいじゃ、サーモン3個”。
順調に料理が運ばれたきました。 フォアグラはおいしかったのですが、サラダ
がイマイチ。 その後サーモンが出てきました。 サーモンをグリルしたのに、あまいつゆがかかっていました。“全然 うまくない。”、するとご飯、味噌汁、たくあんが出てきました。
“エッ、‘ちょっと早いんじゃない? まだビーフ出てきてないじゃん。”、
ウエイターに“ちょっと早いんじゃない?”、ウエイターはきょとん!? “ちょっと日本人のマネージャ呼んでよ!”。
“お客様、なにか?”
“あのさー、ご飯もうきちゃった。 俺のビーフはどこ?”
“ビーフと言うと?”
“メニューにあったじゃん、ビーフ、大エビ、サーモン又はチキン”。
“いえ、いえお客様、これは4品のうちから、1品選ぶということです。”
“エーっ、そしたらそうメニューに書かなきゃ、ビーフ(句読点)大エビ(句読点)それにサーモン 又は チキン。という事はサーモンかチキンを選ぶということでビーフと大エビは当然ついてくるじゃん。”
“そうじゃ、ありません。4品から選ぶようになってます。”
“じゃーこのメニューおかしいじゃん。 4品から1品選ぶって書いてないじゃん。 1つを選ぶのであれば、ビーフ又はおおエビ又はサーモン又はチキンじゃないの?”、
“xxxxxx” ふくれッ面のマネージャー。
“日本だと、鉄板焼きつうとビーフに後一品でしょ? ビーフ無しの鉄板焼き? あの甘いつゆのかかったサーモンだけ?“
“xxxx”
“わかった。 お勘定して。”、
“申し訳ありません。メニューはホテルに直すように言います。”
“xxxx”
と言う事で弟夫婦はマレーシアで思い出に残る食事をしたのでした。
“ブログのネタを提供してくれたZxxxguさん、星三つ!???”