私のスイングのコーチのインド人のアルさんのお嬢さんの結婚式に行って来ました。 招待状には7時半デイナー開始と書いてありましたが、スタートしたのは8時半、1時間の遅れ。 会場は300人程座れるテーブルが用意してありましたが、3分の2程しか埋まっていません。 さすが日本人、招待された人(20名位)全員7時半には着席していました。 国籍毎にテーブルが決まっていて、インド人、日本人、中国人、マレーシア人、其の他インターナショナルのテーブルがありました。

会場のど真ん中に一段高くなった場所があり、天蓋の下にテーブルと椅子(6脚)が用意されていました。 日本だとひな壇に新郎・新婦と仲人が着席しますが、

インド式は新郎・新婦に双方の両親がそこで食事をするのです。

何しろ初めてインド人の結婚式に出席したので、手順がよくわかりません。

8時半に司会者が、“花嫁、花婿の入場”とのアナウンスがあり、若い女性の踊り子が“あのインドダンス”を踊りながら入場。


その後10人位の若い女の子が行進し、やっと新郎・新婦が入場して来ました。そして舞台に上がってウエデイングケーキ前に立ちました。


 司会者(どこにいるのか解りません。会場も少し薄暗いので、その暗さにインドの人の肌色が良くマッチしている為かもしれません。)が、


“ウエデイングケーキの入刀です。”、


新郎・新婦が入刀すると、そこで、お互いその切ったケーキを右手でつまみ、お互いの口に入れて食べるのです。(左手は駄目。)、


 その後、両家の両親、兄弟、親戚が同じように、新郎・新婦とケーキの食べあいをするのです。良く見ると、ケーキの部分をつまんで、クリームと指で混ぜ合わせているみたいでした。 


 (そうね、カレーとご飯を指で混ぜるって感じ。)

その後、“食事はビュッフェスタイルで、コリドー(廊下)にありますので、

子供から先に取りに行って下さい。“とアナウンスがありました。

 我々のテーブルに、前菜として大きな金属のお皿(?)みたいのが、真ん中に運ばれて来ました。 中身はフライドチキン、何種類かのカレーが入っていました。

 

ウエイターがご飯を運んできたので、先ずその前菜のカレーをご賞味。 


“うーん、普通!”。


その後、廊下に食べ物を取りにいったら、長蛇の列。


あきらめてテーブルに戻り、カレーに集中しました。

 その内に、新郎・新婦が真ん中で食事を始め、その後、会場の右手にしつらえてある大きい椅子があるところに移りました。 まるで王座みたいな椅子です。

そうしたら、招待客がお祝いを持って、そこに行きお祝いを渡し始めました。

それまで、祝儀を渡すチャンスがなかったので、“なーんだ、ここで渡すんだ!”、


百円ショップで買ったすごい祝儀袋


“111リンギット入り=インド人は奇数が好きという情報が入ったので、日本人はこのくらいの数字に合わせ様ということになったのです。”


を持って、新婦に握手をしながら渡しました。

宴会場は5階で、招待客がいますが、一般のインド人(食事目当てで、通りすがりの人達)は4階にあるところで、食事をしていました。 誰でもお祝いをしてくれた人達には、食事を振舞うみたいです。

その間舞台では、インドダンスがあったり、タトウ(刺青)をした若い女性のシンガーがインド歌謡を歌ったり、また新たに来た招待客が食事を取りに行ったり、来たりと、全然統制がとれてないし、うるさい(中国人よりはまし。) 

招待客は後からどんどん来ます。 また、お祝いをあげた人は勝手にどんどん帰ってしまいます。 

式は全然終わる気配無し!!!

我々も“かーえろ。”

Nさんがこの結婚式に来ないのも理解出来ます。 


でもいい経験でした。

“アルさん、ありがとう。 もっと賞金稼いでいたら、お祝いももっと奮発したのですが。”


遼君の不調が私にも移ったみたい。

 

ところで、風評被害がマレーシアであるってうわさを聞きました。“レモンが日本人に買占めされている”って。 “試して合点”の放送の翌日、日本人が 

レモンを買占め、伊勢丹(高級デパート)にしかレモンはないそうです。

Kさんは、‘特殊ルートがあるとのことで、ようやく3個レモンを手に入れたそうです。 Nさんは伊勢丹でレモン入手。 マレーシアのベテランはすごい!