クアラルンプールに住む話好きな外国人達。
こちらに来てゴルフを通じて、クアラルンプールに住んでいる引退した外人(?=マレーシア中国人はどっち?)、イギリス人、中国人と友達になりました。
彼らと最初に会った時には、悠々自適にゴルフをエンジョイしているように見えましたが、何回かゴルフをしているうちに、彼らが自分達の過去を話してくれ、決して精神的にゆとりを持って引退したのではないことが解ったのです。
中国人のフランキーは親戚に裏切られて、失意の内に自分が創業した会社をどの親戚達に乗っ取られ、親戚を殺して自分も死のうと思ったそうです。 同じく中国人のパトリックは奥さんと離婚、イギリス人のテイムは、日本のファミリー企業のオーナー達に陥れられて、自分でゼロから立ち上げ順調に業績を伸ばしていたイギリスの子会社から追い出されました。
ゴルフのカートに二人で乗っていると、自己紹介を含めてそんなことをはなしたがるのでしょうか? まあ同世代の日本人に話をして、ストレス開放でもしたいと思ったのでしょうか? 私に自分と同じ臭いを感じたのでしょう。
私が相槌を打ったり、
“そりゃないよね!”とか言うと、
その思いのたけをぶつけて来ました。
ハーフ廻る間中、彼らの思いのたけを私にぶつけて着ました。 私は聞き役になっていました。 でも、最後には“色々人生あったけど、これからは、第2の人生楽しく生きていくんだ!”と、胸のつかえがとれたのか、笑顔で
“またな!”って。
“俺の方も聞いてもらいたい話が沢山あるのに。” と初めは思ったのですが止めました。
もちろん日本の人の人達とも、話をしたり聞いたりしますが、だいたい、自慢話か、愚痴が多いのです、
多分日本人の方が警戒感が強いのか、聞き方が下手なのか、私のドライバーの飛距離に度肝を抜かれたのか、まだそのような話をしていません。 多分一緒に飲んだりすると、話してくれると思います。
皆、ここマレーシアで第2の人生の人生を過ごそうと来ている外人ですから、面白い話、興味のある話を聞かせてくれると思います。
でも、皆共通に言うのは“マレーシアっていいね ”と言う事です。 住めば都と言いますが、年寄りにいいところです。
私は日本が好きですし、NHKも見てるし、スポーツは日本を応援しますが、今の疲れた夢のない日本に住みたいとは思いません。 もちろん季節の折には日本に行き、日本の良い所に行ったり、見たり、食べたり、そして親戚、友達を会ったりしますが、普段の生活はここでゆっくり、楽しく過ごして行きたいと思っています。
もちろん、外国ですから注意する事はります。
この前、パトリックがマレーシアで良いゴルフ場に行く場合に、黄色のシャツを着ないほうが良いと忠告されました。 スルタン(王様、藩主)を象徴する色が黄色だそうです。
もし、ゴルフ場でロイヤルファミリー以外の人が黄色のシャツを着ていたりす
ると、勘違いをしたということで、そのロイヤルファミリーからおしおきをされるそうです。 “えっ? どんなおしおき
? それは、ロイヤルファミリーが打った池に入ったボールを取りに行くとか、打易いようにラフから、フェアーウエイにボールを置くとかだそうです。
間違ってもロイヤルファミリーには打ち込まだないようにしなさいとのことです。 体罰のおしおきが待っていますから。
また、黄色の色のナンバープレートの車を見たら注意しなさいと言っていました。 もし間違って追い越したりしたりしたら、外国人は国外退去、マレーシア人は鞭打ちだそうです。
上記のようなことは、新聞、テレビには出ないので、知らない日本人が多いそうです。 でもマレーシアに住む中国人は、十分に注意しているそうです。
“ふーん!!” ”やっぱりパトリックは中国人だなー!!!