50肩を中国医療按摩で直した話。
今日は中国の素晴らしい按摩についての話です。
それは、3年前の10月のある朝、布団から出ようと布団を右肩の辺から上げようとしたその時、冷たい風がヒューと吹いたような感じがしました。
その時何故か“来たーっ!”と感じました。 その瞬間は、何が来たかわかりませでしたが、右肩に激痛。 右肩が痛くて上がらないのです。
貼り薬を右肩に張ろうとしたのですが、肩を動かしたくないので、変な位置に何枚も貼り付けましたが、痛みは止まりません。
ちょっと朝早かったけど、アシスタントに“今日は休む。肩が。。。。”、と電話したんだ。
“どうしたんですか?”、
“声を出すのも大変なんふあ。肩がいてーっ!”
“私の父も同じ病気になりました。 それって痛いんでしょう?”
“お前の親父の件はおいといて”独り言。
“今から病院に行くから、サポートしてくれ。”、
“わかりました。でも病院は8時半から始まるので、 じゃ8時半に九龍病院で会いましょう。”
まだ7時じゃないの。 “あーそいじゃ、朝の連ドラ見れる。”
(もう3年前の連ドラは、なんだったか忘れてしまいました。)、
“それより、そんな余裕ないんじゃないの?”独り言。
“そう、そう、いてー、”
何しろ右手が利かないから、朝の紅茶を入れるのも大変。
(私事ですが、私は朝紅茶、“ミルク
テイー“、を飲みます。 コーヒーじゃありません。)
まあ、テレビ見たり、なんとか気を紛らせながら8時15分まで待って、園区の九龍病院までタクシーで行きました。
タクシーの振動が、肩に衝撃を与えました。 “ムーッ!”冷や汗が出てきます。
“ほんと、こんなの初めて。すげー痛い。”独り言。
アシスタントのシーシーが病院の入口で待っててくれました。
“シェーシェー”
、
“どうしたんですか?”
“朝起きたら、急に肩に激痛が走ったんだ。もう右腕が上がらない。”
なんて言いながら、二階のVIPルームに行きました。
この病院は、外国人、つまり中国人じゃない人は皆VIPルームに行きます。
値段は高いけれど、待たなくて済むし、優先的に診察してくれるので、とても便利です。
主治医のWon先生が“どうしました? フーム、それは50肩ですね、英語で
は、”フローズンショルダー“ッって言います。”
“それ、それ、”フローズンショルダー”当り、肩の筋肉がバシッて凍りついた感じ。“
“注射もあるけど、癖になると困るから、按摩治療とシップで直しましょう。
すぐ按摩治療室へ行って下さい。“
言われるままにナース(ミドルネーム=サンデイ)とシーシーとで、按摩治療室へ行きました。
ムツゴロウさんみたいな髪を伸ばしたいかにも中国東洋医学博士が待っていました。 すると按摩ではなく、患部周辺と右腕に針を5,6本針を刺し、ハロゲンランプで患部を照射し暖めるという治療でした。まあ、治療後少しは痛みは引いたのですが、まだ痛い。
なんか中国の痛み止めともらって帰りました。自宅にあるアスピリンを飲みました。
右腕が上がらないから、左手でつまむものしか食べれません。 帰る途中で、し
“シェンジェンバオ”と言う、肉まんとショーロンポーのミックスみたいなものを買ってかえりました。 それから6週間これが主食となるとは夢にも思いませんでした。 6週間後には、見たくもなくなりましたけど。
その夜、痛み止めを食後飲んで寝たのですが、あまりの痛さに夜3回も起き、その度に熱い風呂に入り、肩を温めました。 温まると痛みが和らぐのです。
週3回くらいその治療に通ったのですが、一進一退。それでシーシーのサジェスチョンで、市内の第一病院に鞍替えすることにしました。
ここでは、針治療ではなく、首を吊る治療です。 椅子の背もたれが高くなっていて、そこから帯が下がってきていて、それに首を乗せるのです。そしてそのまま30分間動いてはいけません。 目は動かしてもok.
ここでも一進一退。 朝早く行って、会社うに戻ると合計3時間程かかかってしまいます。なにしろ車の運転が右手を使えないので出来ない。 本当に不便でした。
そんな時、蘇州ウオーカーで見た広告に中国医療按摩というのが目に止まりまし。た。 駄目もとでもオーケー、家から歩いて行けるしと思って、早速電話し予約をいれました。日本語オーケー。
直ぐにその日の昼食(肉まん)後、その医院に行きました。
今度の先生は30代半ばの女医。 “もう女医でも男でも関係ない。”
“お願いします。 この50肩を直してください。”
先生はまず、患部周辺を触りながら、“ここ痛いですか、ここはどう?”などと聞いていきました。
痛さに色々あるので、10段階で痛さを表現することにしました。
“いてー、そこは10=シュー、そこは8=パー”なんてかんじです。
少し患部から離れて行き肩甲骨の方まで調べて行きました。
“そこは7=チー、そこは6=ロン、エーッ、そこは8=パー、
そうです、チー、ロン、パーです。”。
“わかりました。少し痛いけど我慢して下さい。”と言いながら、一番痛いところに指を差し込んでいきました。
“ギャー、オギャー, ヒエー、それは20=アーシューの痛さ。”なんて。
彼女は幹部の中心を外しながら、着実に痛いところに指を入れてきます。
“はい、今日はここまで、3日後また来てください。”、“いてーな。”
“まあ、あと4回くらいで良くなりますよ。”
“ほんと、中国人は嘘をつきません。”
“わかりました。それじゃ3日後。”
なんか、それまでの治療と違って、すごく良くなった感じがしました。
その日の夜は初めてお風呂に入らなくて済みました。
先生は段々患部へってきました。 もう痛いのなんのって。
でも“チー、ロン、パー”から“ゴッパー”になり、“ザンク”に段々痛さの程度が低くなって‘きました。
それで、4回目には、右手が上がるようになったのです。
“中国医療按摩の奇跡”
本社の社長も右手が肩までしか上がらなかったのですが、二日連続2時間づつの集中治療で、帰国する時には、右手があがりバイバイがで出来るようになりました。
50肩の人は是非蘇州の医療按摩へどうぞ。