毎年この時期、就学時健診や、就学相談会などがありますね。

ちょうど当事者のご家庭は、予定も心も忙しいところかと思います。


子育てって本当にケースバイケースだと思いますので、お子さん本人の様子を見たうえで、親御さんが最後は判断することになるかと思います。

同時に、いろんなタイプの「よその家庭」の就学相談のようすを、情報源として親御さんが持っておくことで、判断にもバランス感覚が加わるかもしれません。要は知っておいて損はないんじゃないかと。


ということで、当時からまる3年経ちますが、我が家の就学相談と、その前後のこと、そして今のことを書いておこうと思います。


タマゴロウ、学区の市立小学校の自閉情緒特別支援学級に在籍する、3年生です。自閉スペクトラム症の診断あり。ADHDは未診断ですが特性が出ているので、次の受診では診断がつくと思います。


発達の遅れを正式に指摘されたのは10カ月の乳児健診のとき。座位不安定で、お座りができず、ぐにゃりと腰が曲がってしまいました。周囲では早い子は歩き始める子もいましたが、当時のタマゴロウは捕まり立ちどころか、ハイハイも出来ませんでした。


生まれてすぐの授乳や抱っこの時から、目が合わない、のけぞるなどの強烈な違和感がありました。11カ月から保育園に通っていましたが、先生方も悩まれていたようです。


1歳半検診の時には、ぎりぎり歩けるようになっていたので身体面の指摘は受けませんでしたが、言葉も指さしもなく、コミュニケーションは全く取れずに検診中泣き叫んでいたので、こちらはもちろん引っかかりました。


自治体の発達支援部署に連絡を取って定期的に面談や検査を受けました。運動面も知能面も、健常児よりも遅れていると言われ続けました。


保育園では、あまりに周囲の子と違いすぎて、行事や集団生活がことごとくうまくいかないため、年少の途中で先生から、やんわり退園を勧められました。


3歳の時に自閉スペクトラム症の診断がつき、民間の療育に通えることになったため、4歳以降は週5で少人数の児童発達支援に通い、保育園は夕方の保育を受けるだけ、行事は参加しない通い方に変えました。


すると、5歳の誕生日をこえた頃から劇的に伸びてきました。言葉が話せるようになったことと、排泄が自立したことが特に大きな変化でした。

その年の年末に取った療育手帳では、境界知能の判定でした。


…という経緯から、むすこタマゴロウは小学校では、教科面でも学年内容にこだわらず支援を受ける「知的支援学級」が妥当だろうと思っていました。親としては、幼児期の「周囲と比べて全然何も出来なかったとき」の印象が強烈でした。しかし、年長の秋の時点では健常児との差が親が思うよりも縮まっていて、検査の結果は「情緒特別支援学級が妥当」という結果でした。


情緒支援級に決まったあとも、児童発達支援と保育園に両方行く生活を続け、保育園の行事は遠足も発表会も一切出ませんでした。最後の最後、保育園の卒園式は練習から全部参加し、当日は皆と同じように卒園証書を壇上で受け取ることができました。その様子を見て、私以上に大泣きをしているママさんがいました。赤ちゃんの頃から同じクラスで、タマゴロウが難しかった頃のこともよく知ってくれているママ友さんでした。小学校は違う学区で離れてしまうので、お別れの挨拶を交わすことができました。


そんなこんなで、情緒支援学級に入学したタマゴロウです。

実際入ってみてどうかというと…



まじで入ってよかったぁ(語彙力w)



毎日楽しそうです。

クラスメイトのことも先生のことも、

学校の勉強も行事も、大好きだそうです。


本当にこの進路にしてよかった。


あくまで個人の感想、ケースバイケースです。