年中頃から、小学校どうしようどうしようと考えてきましたが、先日に市主催の就学相談会を受け終わったので、あとはもう来月の連絡を待つだけの状況となりました。
判定が私達の希望とかけ離れてる場合はひと暴れするかもしれませんが、(爆)おそらく感触としては希望がまんま通るだろうなぁと思っています。それぐらい、誰から見ても客観的に妥当な希望を出している自信がある。(…ってここまで自画自賛しておいて、来月に希望通りにならずに発狂していたら笑ってやってくれますか?
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私自身は元々、白か黒か、100かゼロか、オール・オア・ナッシング、の極端な思考の持ち主でした。例えば、独身時代に勤めてた会社では、遮二無二がんばって働いていたんですけど、ある日会社に行きたくなくて1日休んだら「ああーもう私にはこの仕事は無理だ!辞めよう!」って退職を決めちゃったりw…今思えば、数日ズル休みして様子を見るとかしばらく休職届を出すとか、何も辞めなくっても良かったんじゃない?と思いますw
年齢を重ねたこと、結婚したこと、子どもが生まれたこと、そしてその子どもがタマゴロウだったことwによって、徐々にオール・オア・ナッシング思考から抜け出せて来たんだろうと思います。いい加減って良い加減。白黒じゃなく、グレーを許容できるようになったんだと思います。
そんな自分がこの就学相談シーズンを終えて思うことは、
「どのルートを選んでもうまくいく保証なんて1つもない」ということなんですよねw
ぶっちゃけ学校生活が楽しいかそうでないかって、先生とクラスメイトの当たり外れが大いにあり、そしてそれはガチャ=運です…
これは発達に心配がある子でもそうでない子でも言えることだと思います。
だからこそ、我が家は「うまくいかなかった時にダメージを少なめにできる道」を探しました。それは我が家にとっては、「受けられる支援はありがたく受ける」という道でした。それでも、うまくいかないかもしれないし合わないかもしれない。その時はその時に一生懸命考えて対処をしようと思っています。
いつも優しくて、料理と家事が上手で、いっぱい稼いで、キレイなお母さん。が多分存在しないwように、
子どもだって、いつもやる気満々で、楽しそうに学校に行って、友だちがいっぱいいて、勉強と運動が得意で、給食を残さず食べて、行事のたびに一皮むけて成長して…のような理想的な学校生活じゃなくたっていいと思います。むしろ全部ダメでもいいじゃないか。じっさい、私自身はお母さん項目は全部ダメですし。
ダメなとこも、ダメなんですけどどうしましょうか〜wって相談できる環境の方が、私達家族には向いているだろうと現段階では思っています。
この考えに至った転機のひとつが、年中スタート時に「みんなと同じことをするのを、諦めた」ことです。この2年間、タマゴロウは保育園の行事ごとはすべて不参加です。日中は、少人数の児童発達支援で過ごし、保育園は夕方の預かりをしてもらうだけの場所と割り切っています。
運動会や発表会、遠足にお芋掘り、いわゆる「普通の園児」の思い出を作れないことに私はすごく葛藤しました。しかし、年少まではそういった行事がストレスで上手に振る舞えない問題児だったタマゴロウにとって、そしておそらく先生や周囲の子たちにとっても、タマゴロウの不参加はいいことだったと思っています。結果、この2年でタマゴロウは別人のように成長しました。何よりも、情緒が安定して、強いこだわりがマイルドになったのが大きかった。児童発達支援の、安心できる少人数の環境なくしては、この変化はなかったと思っています。
タマゴロウの情緒が安定するなら、感動の運動会も、成長を実感する発表会もなくてもいい。何なら卒園式も不参加でもいい。白黒はっきりだった自分がここまでいい加減になれたことは自分でも驚きです。
子育てはケース・バイ・ケースだと思いますので、就学に関しては各ご家庭で考えがおありだと思います。それぞれの親御さんが、納得のいく入学式になりますように。