こないだ、就学児健診終わりました!
心配していましたが、この日のタマゴロウは機嫌がよく、眼科・歯科・耳鼻科・内科などの検査や、視覚聴覚の検査、ペーパーでの知能検査まで、コンディションが崩れることなく落ち着いて終えることができました。
夏前に、小学校に見学に行き、教頭先生にも支援学級希望の意向を伝えてありました。今回の就学児健診は、支援担当の先生がそういった親子を集めてくださり(5組ぐらいでした)、先導してくれて待ち時間の少ないルートを選んで受診出来ました。これって結構手厚い方じゃないかな?アメブロ見ていると健診や説明会でも支援学級希望スルーで皆と一緒に並んだという記述の方が多かったように思うので。
発達障がいのある子は、タマゴロウもまさにそうですが、穏やかに検査が受けられるか否かで、出る結果は大きく異なりますもんね…
視力検査のCの字のやつとか、聴力検査の「聞こえたら押す」装置とかは、分かるんかな?検査として成立するんかな?と不安だったんですが、先生方とっても説明がお上手で、タマゴロウも理解できたようで、上手に受診できていました。視力聴力大丈夫でした。意外と見えていたw
健康面は、耳鼻科で引っ掛かりました
鼻炎で中耳炎持ちですからね…小学校以降も通えるように、夕方の診察がある耳鼻科を探さなければです。。。
さて、知能検査。基本は母子別室で行われるため、ふつうはこどもたち大勢で一斉で検査を受け、お母さんがたは別の部屋で待つと思いますが、前述の通り私たちは別チームで受診していたため、知能検査も別の部屋で5人で受けることができました。そして、保護者たちも同じ室内に座った状態でスタートしました。(子供たちとは距離が離れていて、答えを教えたりはできませんがw)
距離があったので、問題の内容は見えませんでしたが、主に「正しいと思うものをマルで囲む」形式でした。少人数で、支援担当の先生が個別でサポートしてくれていたため、コンディションが落ち着いていた子はスムーズにペーパーでの検査を受けられていました。支援学級の授業の授業参観のような気分です。
指示を出す支援担当の先生とは別に、もう一人、出席簿みたいなのをもって室内にいる先生がいました。時々出席簿みたいなのにカキカキ。たぶんこれが就学児健診の行動観察ってやつではないかと思います。おそらく、ペーパー検査の中身と同時に、それを受ける態度や様子を見ているのではないかと。一斉の検査でも、学校生活が心配される様子の子は健診のあと残されて教育相談になるようです。いわゆる「普通級」じゃない子の意向を確認する場が教育相談です。
ま、我々チームはもちろん全員自動的に教育相談へ。教育的支援を希望する親子はこちらへ回されます。市主催の個別の就学相談が月末にあるので、その申込用紙をここで渡されます。市の就学相談を受けないと、支援学級には入れないので必ず申し込むことになります。
教育相談は、短い面談形式だったので、伝えるべき内容を凝縮して伝えました。
■IQ78~85、特例B2の療育手帳あり
■現在は保育園と児童発達支援を平行通園
■少人数の場では落ち着いて動けるが、大集団になると集団行動が難しく、一斉指示では通らない
■よって支援学級を強く希望
■市の就学相談を申し込むので申し込み用紙をください
以上を職員さん?先生?に面談で伝えました。はっきりいうに限るぜ。
今回の健診、タマゴロウ的にはできすぎなくらいお利口で、列にならんで待ってスムーズに診察を受けて、しっかり座って鉛筆をもって知能検査も受けている。そして多分推測ですけど、あの部屋の感じの知能検査だとタマゴロウは恐らく検査もソコソコ出来ている。そうなると危惧されるのは、「学校生活上問題なさそうだし、普通級で」という判定が出てしまうこと。
実際聞いた話、わが自治体では境界知能でも軽度知的でも、おとなしくて授業の邪魔にならない子は、親が希望すれば普通級判定がバンバン出るらしい。(それだけ、教育支援が手一杯に近いということ)この国の福祉は、手を伸ばしたものにしか届きません。遠慮していてはいけない。
今回タマゴロウが穏やかだったのは「小集団だった」から。普通級のような大集団ではこうはいきません。だから支援級で教育上の支援を希望します。…ってことあるごとに言っていく必要がある。
ここまで来たら、自分の考えは正しいだろうか、などと迷っている場合ではない。突き進むのみ。わたしが覚悟を決める。小学校生活がうまく行かなかったら、全部私のせいでいい。そのときにまた本気で考えればいい。
これは私の個人的な考えなので、賛同しかねる人も居るかもですけど、義務教育が終わるまでは学校のことは「全部親が決める」でいいと思っています。子供に「どうしたい?」などと訊く必要はない。ただし、うまく行かなかった場合は全部親の責任です。そのときは親が対処をする。子供の選択のせいにしない。
逆に、15の春からは、自分で決められる子は自分で全部決めればい。そこからはもう親は口出しをするべきではない。高校も、卒業後の進路も、仕事も、住まいも、恋愛も結婚も。
多分タマゴロウは15の春には自分で決めるのは難しいと思うので、私がしばらくサポートしなきゃだと思いますけどね…
とにかく覚悟を決めて、就学相談まで突っ走ります。