2歳台のころの話です。
たしか選挙があって。
参議院選挙だったと思うのですが、
初めて入る、小学校の横の公民館でした。
近所の商業施設の大きな駐車場に車を停め、
小学校に向かって歩いた辺りから、
タマゴロウの表情が曇り。
薄暗い公民館の玄関に入ってすぐ
大号泣が始まりました。
それはもう、公民館じゅうに響きわたる大声で。
毎日接している私は、
初めての場所を極端に嫌がるタマゴロウの特性を
薄々分かっていた頃だったので驚きませんでしたが、
その場に居た有権者や、
選挙のスタッフやらが、
ビックリした顔で、タマゴロウを見ていました。
優しいおばあちゃんは、
「どうしたの~?大丈夫~?」って
声をかけてくれたりして、
それが辛くて、放っておいてほしくて、
投票が終わったあと、
大泣きするタマゴロウと
一緒に車まで歩きながら、
私もちょっと泣きました。

先日、選挙があって。
1年以上ぶりに、因縁の公民館に
タマゴロウと一緒にいきました。

「ママは今から、せんきょっていうのに行くよ。
順番に並んで、紙をもらって、
紙にお名前を書いて、箱に入れるだけやで、
すぐ終わるよ。
入口でくつを脱いで、手をシュッシュして入ろうね。」

タマゴロウにそう伝え、
室内に入りました。
なんとなんと、全く泣きませんでした!

その他にも、最近では
爪を切る
髪を「ハサミ一回だけ」切る(→チョキチョキは無理ですが。)
などを泣かずに出きるようになりました。

自閉スペクトラム症の診断が出て、
困り事を抱えていることは間違いないタマゴロウですが、
それでも、縦軸で比べていれば
以前より成長したことはたくさんあるんだ、
と気づけた出来事でした。