D11、いよいよ、
体外受精の説明を聞く日が
やってきました。

この日休みだった旦那はんと二人で
夕方からT産婦人科へ出かけました。
旦那はんにとっては、
初診以来、久しぶりの
T産婦人科です。

5時から説明会です。

女性スタッフの方に
アンケート用紙を渡され、
カキカキしながら待ちます。

アンケートの内容は
過去の妊娠や出産の有無、
これまでの治療歴などでした。

担当のかたが来ました。
T産婦人科の体外受精研究室、
N先生です。
お初にお目にかかります。
第一印象は、、、


毛深い(笑)


多分T先生と近い年だと思うのですが、
T先生はスベスベ(失礼)なのに対し、
N先生はモジャモジャ(失礼!)の印象です。

説明会が始まりました。
私はてっきり、
大部屋でたくさん人がいる説明会を
想像していたのですが、
患者は私たちだけでした。

ソファのある個室での
三者面談みたいな感じでした。
はじめは緊張しました(笑)

N先生は、毛深くて
口調は、ぶっきらぼうな感じです。
最初は、恐い人かな?と思いました。

でも、表情が豊かで
ド素人の私たちに、
一生懸命、説明をしてくれました。
普段は、精子と卵子をひたすら相手する
まさに職人ですね。
詳しい手作りテキストを見ながら
分かりやすい説明をしてくれました。
以下、かいつまんで書きます。

「採卵」
実際の採卵手術で使用している、
針の見本を触らせてくれました。
えぇ!こんな太いの刺すの!?

「スケジュール」
点鼻薬、注射から
採卵、移植まで。
沢山の薬を採るんですね。

「肺移植」
移植のときに使う、
カテーテルの管を見せてもらいました。
ほそーい!
二時間、尿をためてから
移植するそうです。

「体外受精の適応」
どんな人に有効な治療なのか。
うちは男性不妊&原因不明不妊なので
まさに体外受精向き夫婦ですね。

「顕微授精」
一番興味があったこと。
やっぱり我が家の精子数では
顕微授精が一番いいみたいです。
卵子と精子に直接触れるのは、
N先生と、採卵や移植をするT先生だけ
だそうです。
頼みます。N先生。

「受精卵凍結」
メリットは、余剰卵を
有効活用できることや、
副作用の軽減など。
デメリットは、必ず無事に溶かせるとは
限らないこと。
保存期間は原則2年だそうです。

「胚盤胞」
ハイバンホー。
各種ブログなどでお馴染みのやつですね。
初期胚を移植するより、妊娠率が
いいそうです。
ただし、すべての受精卵が
うまく胚盤胞まで育つとは限らないのが
悩ましいところですね。

「アシストハッチング」
より着床しやすいよう、
タマゴの殻(みたいなの)を
破る手助けをするそうです。
医学ってすごい。

「OHSS」
体外受精で起こりやすい、有名な副作用。
卵巣が腫れてお腹に水がたまるそうです。
その際の対処、治療法など。

「費用」
詳しい費用一覧を見ながら
説明してくれました。
高すぎてピンとこない(笑)
助成金についても
教えてくれました。


およそ二時間の説明。
盛りだくさんでした。
N先生、お疲れ様でした。
ありがとうございました‼

ちなみに、説明は無料でした!