先日のカウンセリングをダイジェストで
《お金がなくなっていくのが怖いんです》
「何が怖いんですか?」
《お金がなくなるのが怖いんです。》
「なるほど、お金がなくなると、どうなるんですか?」
《家が取られるんじゃないかと思って》
「なるほど、お金がなくなると、家が取られる。」
「家が取られるとどうなるんですか?」
《住む場所がなくなるじゃないですか》
「そうかもしれませんね^^」
《だから、働きに出なきゃダメなんです》
「へ~、そうなんですかぁ~」
《そうなんです、働きに行くと、また上司に怒られる》
「なるほど、怒られる」
《だから行きたくないんです》
「そりゃあ、怒られる所には行きたくないですよねぇ^^;」
《そうなんです!あそっか、だから、お金がなくなるのが怖いんですね》
「なるほどねぇ、ちなみに、そういうお金の不安はいつから感じてるんですか?」
《結婚してからずっとなので、もう10年以上です》
「へ~、じゃあ、その間ずっと働いてたんですか?」
《いえ、結婚してからは、専業主婦です》
「あ、じゃぁ、働かなくても生活出来てたんですか?」
《はい》
《あ、そういえばそうですね、なんだかんだ言って、なんとかなってますね》
《ちょっと考えすぎだったかもしれませんね》
って感じ
お金がなくなる事が、上司に怒られる事に繋がってたんですね
でも、それは、必ずしも、繋がってるわけでもないし
なんだかんだ言っても、いままで結構うまくいっている
本当は、お金がなくなるのが怖い人は居ない
『お金は使うと量が減る』(一時的に)
確かにそれは事実かもしれない
でも、それは、
目の前のコップの水を飲むと減るのと同じで
コップの水を飲むと減るから
飲むのが怖いっていう人は居ないと思う
人は水がないと生きていけない。それは事実かもしれない
でも、コップの水はまた満たすことが出来る
それをみんな知っている(少なくても日本人なら)
だが、どうだろう?
こと、お金に関しては、なくなるのが怖い、
もう戻ってこないんじゃないかと思って
でも、なんだかんだ言って
それなりに生活してきたという事実をみると
「あそっか、って事は、今回もなんとかなるかな?」
って思える
だから、必要以上に怖れる必要はない
『今のあなた』だったら、10年前の
『怖がってるあなた』に、なんて声かけますか?
そして、
『10年後のあなた』は、
『今のあなた』になんて声かけるでしょう?