8月27日 | 福田義明 STEP ocean sports

福田義明 STEP ocean sports

伊勢志摩「市後浜海岸」のビーチフロントにあります
ステップオーシャンスポーツのブログです
おかげさまで2024年5月で27周年を迎えました


地形が良くなった今の市後浜。

当然週末には多くのサーファーで混雑状態です。

事故、トラブルがない様に少しでも未然に防げる為にと、市後浜サーフクラブは声がけをする活動をしています。活動員は自身の休日の時間を削ってでも、この活動を続けていってくれています。

今シーズンは特に尋常じゃない暑さの中での活動だった為、彼等には本当にご苦労様でしたと心からそう思います。


サップが市後浜で近年多くなっているのはご存知の通りです。私もサップサーフィンを楽しむ一人であります。


未だに「なんでセンターで入っているんだ!」

「もっと端でしてくれ!」などと言われる現状があります。

なぜですか?

市後浜にエリア規制はされておりません。


エリア規制など望んではないし、ショート、ロング、BB、サップ、スキム、みんなでこの市後浜を共有できる様に呼びかけてきて数年。


中にはわからない人もいてるかもしれません。

それなら、その状況に応じて声がけをしたらいいと思いませんか?


サップだけに目くじら立てて、標的にするのは間違いです。ギアが問題ではない事を理解してください。


ショートボード、ロングボード、BB、サップ、

各アイテムがありますが、技量に応じていないのに混み合ったエリアにいてたら、当然迷惑をかけてしまうし、事故トラブルに繋がります。

ギアの問題ではなく、各自が自身の技量を理解できているかが大事で、あとはモラルの問題だと思います。


「サップがセンターで入っているのは違う!」と一概に言われるのはおかしな話です。

もう一度、言います。

市後浜にエリア規制はされておりません。


どのギアであっても、周りが見えていない、

危険回避もままならない、モラルに反する乗り方しかできない、そんな人は右側であろうが、左側であろうが、センターであろうが、どこで入っていても危険な上に、注意されても仕方ないでしょう。

市後浜だけではなく、国内、海外においても、

その様な乗り方しかできない人や、周りが見えていない人は、何処で入っていても同じです。


ビギナーの方に関しては、右も左も分からずで当たり前。そういった方々には危険回避をする為にも声をかけてあげる事が大切だと思います。

時にはお叱りを受けたり、苦い思いもするでしょう。そうやって経験を積み、学び、成長していくと思います。


数年、何十年と波乗りをし続けていても周りが見えないままで、自分本意な波乗りしか出来ない。波乗り歴が長いだけで考えや思考がアップデート出来ないまま。そんなサーファーも実際いてます…。

時は流れています。

昔はこうだった、どうだったは過去です。

良い風習は大事にして、これから先もこの市後浜の現状がより良くなっていける事を私は望み、微々たるものかもしれませんが、出来得る範囲に目を配り、私をはじめ、サーフクラブの活動員、市後浜を愛し足を運ぶ方々と共に、これからもこのフィールドを大切にしていきたいと思っております。


ご理解いただけますと幸いです。



STEP ocean sports

福田 義明