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音楽監督補佐をやっている者です。

私はミュージカルが大好きですが、世の中には私よりも熱狂的なファンはたくさんいます。 私の場合は、どちらかというというとミュージカルフェチに近いですね。シンバルのゾクゾクと弦楽器の煽りと役者ののびーやかな歌声が三位一体となると、鳩尾あたりからメラメラ と何かを湧き上がらせて喉の奥までそれは上ってきて目頭を熱くして、次の瞬間ものすごい 幸福感に包まれるのです。例えるならば、ジェットコースター昇って昇って来るぞ来るぞ 、、ふわっっ、、、ヒューーーーーン! ドーパミン!

これだけで白飯3杯はいけますね。

すごい明るい曲なのに、役者が本当に楽しそうに歌って踊っているのを見ると涙が出ます。むしろ悲しいシーンより泣けるのです。なんなんだろうこの感情は。羨ましいんですかね。

ミュージカルとか演劇って多少演技が大袈裟なところがまたいいんですよね。非現実具合がいい。普通急に踊らないし、急に歌わない。私たちが普段できないことを代わりにやってもらうことで満足したいのかもしれません。

ミュージカルは一時的に私たちを現実から連れ出してくれる麻薬なんです。もう世界がとっっってもちっぽけに思えてきて、あせあせしている自分が滑稽で、どうでもよくなってしまうのです。

でも現実にはやらなきゃいけないこといっぱいあるし、目を背けることもできないから、ミュージカルという幸せをもたらす麻薬に戻ってきてしまうのです。 

皆さんもよかったらぜひ!何、1回だけなら大丈夫ですよー!すぐやめられますよ〜。

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STEPS Musical Company 第65回本公演『Seven』

脚本 塚本愛理
演出 永利優妃

彼女は光に導かれ、光を消した。

あらすじ
死者が裁きを受ける最後の審判。ここに一人の罪人が神の審判を受ける。彼女の罪は殺人であった…
 空前の好景気にわく二十世紀はじめのニューヨーク。ワイナリーの二代目オーナーのルーカスは、事業拡大に向けた視察のため、ニューヨーク郊外の農村に訪れていた。そこで美しいピアノの音色に導かれ、地下室に閉じ込められた少女、セシリアに出会う。
 ルーカスはセシリアを地上へと連れ出し、煌びやかなマンハッタンの街へと誘う。そこでセシリアは多くの人と出会い、さまざまな出来事を通じて、人間の光と闇を知ることになる。
 外の世界で「何者かになりたい」。そう願ったセシリアの運命とは。

場所
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場
 
日時
2024年9月14日(土) 12:30
    9月14日(土) 17:30
    9月15日(日) 13:00

【ご予約はこちらから】
https://liff.line.me/1655301377-aQYkgqkw/landing?follow=%40588cznvd&lp=w3Gr7W&liff_id=1655301377-aQYkgqkw

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