4年間のSTEPS。息をつく間もない程に全力疾走で駆けて来ました。

本公演で脚本を務めております井上遥です。
このブログで筆をとるのも、今回で最後となります。

この4年間で4つの脚本。製作2回。演出系2,3回。
STEPS活動の最後、そしてVERNONという作品を締めくくるブログ。
…ここに来て遂に何も思いつきませんでした。

なので、少しだけ私の話をしてもいいですか。

先日、4年間半勤めたバイト先を退職し、晴れて社会人になる準備が整いました。

バイトは、英語塾でした。まだ幼い生徒に長文読解を教えるのはとても難しく、私自身頭がごちゃごちゃになりながら必死に説明をしていたんです。

特に苦労したのは「事実」「意見」の違いを伝える授業でした。

 

「事実」は、その真偽を証明できるもの。

「意見」は、その真偽を証明できないもの。

 

「Aさんは10時間費やした。」

これは事実。

「Aさんは頑張った。」

これは意見。

「Aさんは10時間費やし頑張って仕上げた。」

これは混同型。

成人して数年経った私でさえ混乱してきます。

=====
演劇作品はいつも意見と隣同士です。いや、意見のためだけにいるようなものです。
「面白かった。」「つまらなかった。」

でも、昨今は違った意見たちが登場してきました。
今作品をオンラインで作るべきなのか。それをミュージカルや演劇と呼んでも良いのか。オンラインの作品をSTEPSの過去公演に肩を並べて本公演と呼んでも良いのか。

昨年10月4日に脚本として活動することが決定してから、演出の曽我や多くの仲間と共に「正しい答え」を模索し続けました。誰も傷つけないために。

舞台を踏み締め、お客様に観て頂かない限り、ミュージカルとは言えないと言う方もいらっしゃるでしょう。一方で、これぞミュージカルと仰ってくださる方がいらっしゃるかもしれません。人の数がある限り、意見はつきないのですから。

だから、正しい答えなんて今でも雲の上。誰にもわかりません。

でも。
確かな事実があります。

122名がこの公演に参加しました。
役者は総勢18名。稽古は全てオンライン。
ZoomとLINEの向こうにいる部員と一緒に、私は声を出して笑った。
そして、今、作品はYouTube上に確かにある。

意見と違って、証明出来ることがたくさんある事実。
いつも意見ばかり気にしていたのが可笑しくなるほどに、事実が愛おしいと思えます。

私はこの数えきれない事実を餞に、VERNONという作品をYouTubeという荒波へ送り出したいと思います。

いってらっしゃい。
ありがとう。

******************* 

慶應義塾大学STEPS Musical Company 
第59回本公演 
『VERNON』 

脚本 井上遥 
演出 曽我大晴 

○あらすじ 
18 世紀後期、ヨーロッパのとある街。 
隣国のフランスでは革命の炎があがり、この街でも、次々と建ち並ぶ工場の煙で街が覆われ、重苦しい空気が流れている。 
そんな街の隅に、書き物に没頭する一人の少女・ヴェラ。 
ひとりぼっちだった彼女にできた初めての友だち。 
「ヴェラ、今の社会に必要とされているのってこういう本なんじゃないかしら。」 
言葉通り、彼女の本で変わっていく世界。 しかし変わりゆく社会は、ヴェラが思いもしなかった事態を引き起こす。 
かつて多くの芸術家たちが集い、創作へと向かった街で起こった 社会秩序と芸術の対立。 
彼らが選んだ運命とはー 

○日時 
3月14日(日) 19:00- 

○場所 
STEPS Musical Company公式YouTubeチャンネル

○料金 
無料 
本編の視聴は無料となっておりますが、STEPS Musical Company公式LINEアカウントに登録していただくことで、本番までのカウントダウンや各種情報、グッズ販売、デジタルパンフレットなどのコンテンツをお楽しみいただけます。公式LINEアカウントはチラシの裏面のQRコードまたは公式ツイッター内のツイートから登録可能です。 
また、STEPS応援パックとして当パン・本チラ・チケットのセットを販売いたしますので、ぜひご購入をご検討ください。 

○お問い合わせ 
公式LINE:https://liny.link/r/1655301377-QlOBxyBZ?lp=w3Gr7W
Mail:smc.2020haru@gmail.com 
Twitter:@stepsmc 
Instagram:steps_mc 
Facebook:「STEPS Musical」で検索! 
HP:https://weburl.jp/MfGdfE  


******************