今回演出助手を務めます、大洞紗優香です。

演出助手って何すんねんって感じなんですけど、端的に言うと公演が上手くまわるよう演出家をサポートする立場です。稽古場運営とか!稽古場とスタッフの連携とか!固そうな仕事多め!!

サポートってつまんない。自分のやりたい事できないし。ずっとそう思って生きてきたんですけど、今回やってみたらまぁ楽しくて楽しくて笑笑。自分が今までSTEPSで学んできたことを全部出しきっているし、自分が先輩にしてもらって嬉しかったことを後輩にも引き継げているし。
そして、やっぱり1番は、自分が尊敬してる演出家のもとで、作品を一緒に作れる事が楽しい。誰よりも何よりも頑張っている姿を隣で見てきて、私はこの子が頑張ってきたこの作品、絶対にお客さんに最高の状態で届けたい。公演中止になんて何があってもさせない。STEPSに入って、そして作品を作って初めて心の底からそう思います。その想いがお客さんにも届きますように。

本番があと1週間を迎えた今、拙い部分はあれど、私ができることは最大限やったし、これ以上は今の私にはできなかった。そう言いきることができます。こうやって裏から全力で作品を支えて、最後にお客さんにこの作品を届ける役者、そしてオペ陣に全てを託している人がたくさんいること。こういう気持ちでいろんなスタッフが公演を見守っていること。そうやって1つの作品ができあがっていること。4年生にして改めて痛感しています。

やっぱり皆で1つの作品を作るのは楽しい。そう思いながら作った今回の夏公演、ぜひ観に来てください。

 

STEPS Musical Company 第65回本公演 『Seven』

脚本 塚本愛理
演出 永利優妃

彼女は光に導かれ、光を消した。

あらすじ
死者が裁きを受ける最後の審判。ここに一人の罪人が神の審判を受ける。彼女の罪は殺人であった…
 空前の好景気にわく二十世紀はじめのニューヨーク。ワイナリーの二代目オーナーのルーカスは、事業拡大に向けた視察のため、ニューヨーク郊外の農村に訪れていた。そこで美しいピアノの音色に導かれ、地下室に閉じ込められた少女、セシリアに出会う。
 ルーカスはセシリアを地上へと連れ出し、煌びやかなマンハッタンの街へと誘う。そこでセシリアは多くの人と出会い、さまざまな出来事を通じて、人間の光と闇を知ることになる。
 外の世界で「何者かになりたい」。そう願ったセシリアの運命とは。

場所
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場
 
日時
2024年9月14日(土) 12:30
    9月14日(土) 17:30
    9月15日(日) 13:00

【ご予約はこちらから】
https://liff.line.me/1655301377-aQYkgqkw/landing?follow=%40588cznvd&lp=w3Gr7W&liff_id=1655301377-aQYkgqkw