第65回本公演『Seven』でジゼル役を演じさせていただきます、4年の徳田百々香です。


ブログに何を書こうと考えた時に、ディズニーランドの『美女と野獣』のアトラクションで感じたことをふと思い出しました。


小さな子どもからおじさんまで、生まれも境遇も性別も違うたくさんの人々が、ひとつの物語を体験し、一緒になって感動し、思わず拍手し、笑い合う。

普段なら絶対に交わらないような人たちが、ひとつの作品や空間を共有して、一体感を感じ、感動する。

これってとても素晴らしいことだなぁと。


ミュージカル、舞台など、エンタテインメント全般にも言えることであり、このなんとも言えない一体感や感動の渦に巻き込まれる感じが、私は堪らなく好きなんです。

だからこそ、今回の公演でもこの感動を皆さんに届けたい、そう強く思っています。



振り返ると、前回本公演を経験したのは1年生の頃。その時はただただ楽しくて、4年生についていくことで精一杯でした。


それから3年間、役者以外のセクションも体験し、色々な立場から公演作りに関わり、同期や先輩たちがそれぞれの分野で努力している姿を見てきました。

脚本や舞台、衣装、作曲にはじまり、稽古の管理や演技指導、歌唱や振付などなど、全てを学生だけでやり遂げる大変さは計り知れません。


それでも、どんなに大変でも、この舞台を一緒に作り上げる仲間たちと過ごす時間は、何にも代えがたいものです。


作品に込められた、たくさんの思いやこだわりを少しでも多く皆さんに伝え、そして一体感や感動、わくわくを感じていただけるよう、サークル員一同、全力で作品に向き合っています。


公演当日は、皆さんと同じ空間でその瞬間を共有できることを心から楽しみにしています。

ぜひ劇場でお待ちしています!


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公演の概要は以下の通りです。


STEPS Musical Company 第65回本公演 『Seven』


脚本 塚本愛理

演出 永利優妃


彼女は光に導かれ、光を消した。


あらすじ

死者が裁きを受ける最後の審判。ここに一人の罪人が神の審判を受ける。彼女の罪は殺人であった…

 空前の好景気にわく二十世紀はじめのニューヨーク。ワイナリーの二代目オーナーのルーカスは、事業拡大に向けた視察のため、ニューヨーク郊外の農村に訪れていた。そこで美しいピアノの音色に導かれ、地下室に閉じ込められた少女、セシリアに出会う。

 ルーカスはセシリアを地上へと連れ出し、煌びやかなマンハッタンの街へと誘う。そこでセシリアは多くの人と出会い、さまざまな出来事を通じて、人間の光と闇を知ることになる。

 外の世界で「何者かになりたい」。そう願ったセシリアの運命とは。


場所

川崎市アートセンター アルテリオ小劇場

 

日時

2024年9月14日(土) 12:30

9月14日(土) 17:30

9月15日(日) 13:00



【ご予約はこちらから】

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