はじめまして!
第65回本公演『Seven』にてシャーロット役を演じさせていただきます、1年の松井優芽です!
毎日茹だるような暑さが続いていますね…!
地面に卵を割ったら目玉焼きが作れてしまうんではないかと頭の中で思いながらお稽古に向かっています笑
先日ふと最寄りの本屋さんに立ち寄ったときに偶然シェイクスピアの演劇論についての作品を手に取ってみました。突然ですがみなさん、シェイクスピアの作品の中では何が好きですか?「ハムレット」、「オセロー」、「マクベス」などなど深みと情熱に満ちた彼の作品はどれも魅力的ですよね!日本でも愛されているシェイクスピア劇ですが実は心理学的に辻褄が合わないだけにはとどまらず性格という点でもときには辻褄が合わなくなることがあるそうです!穏やかだと思ったら冷酷で懐疑的、かと思えば過度なほどに楽観主義であるなど、作品に登場するキャラクターたちは多くの矛盾をはらんでいます。劇のセリフはそのときにそのキャラクターがそう言ったかもしれない、いくつかのセリフの中の一つであり、その言葉を言わなかった世界線も考えうるという視点も存在するのにもかかわらずその人物がその人物以外のなにものでもないように生きていることこそが芝居なのだという内容に驚きつつとっても感動しました!
役者をさせていただくのが初めてで別の誰かの人生を演じるという感覚がまだ不完全な私にとって今回の夏公演は本当に新しいことばかりで迷ってしまうことも、大変なこともまだまだたくさんあります。ですが稽古場のみなさんの優しさにいつもいつも救われていて、お稽古ができる時間が幸せでたまりません!
そんな最高な方々と創り上げる「Seven」では奥深く、魅力的で多種多様な人々が登場します!舞台上に生きている一人一人の発する言葉の裏にあるこれまで、そしてこれからの人生にも注目してみてください!たくさんの人生がのぞけること間違いありません!✨
客席と舞台の垣根をもこえるような、魅力あふれるキャラクターたちに会いにぜひぜひ足を運んでいただければ幸せです!☺️
まだまだ暑い日が続きますが、体調にお気をつけてお過ごしください!
ご来場お待ちしています!✨
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公演の概要は以下の通りです。
STEPS Musical Company 第65回本公演 『Seven』
脚本 塚本愛理
演出 永利優妃
彼女は光に導かれ、光を消した。
あらすじ
死者が裁きを受ける最後の審判。ここに一人の罪人が神の審判を受ける。彼女の罪は殺人であった…
空前の好景気にわく二十世紀はじめのニューヨーク。ワイナリーの二代目オーナーのルーカスは、事業拡大に向けた視察のため、ニューヨーク郊外の農村に訪れていた。そこで美しいピアノの音色に導かれ、地下室に閉じ込められた少女、セシリアに出会う。
ルーカスはセシリアを地上へと連れ出し、煌びやかなマンハッタンの街へと誘う。そこでセシリアは多くの人と出会い、さまざまな出来事を通じて、人間の光と闇を知ることになる。
外の世界で「何者かになりたい」。そう願ったセシリアの運命とは。
場所
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場
日時
2024年9月14日(土) 12:30
9月14日(土) 17:30
9月15日(日) 13:00
【ご予約はこちらから】
https://liff.line.me/1655301377-aQYkgqkw/landing?follow=%40588cznvd&lp=w3Gr7W&liff_id=1655301377-aQYkgqkw