こんにちは。今公演で役者として参加している1年黒宮です。

3月に入り、既に1週間が経ちました。ついこの間自宅で箱根駅伝を観ていたはずなのに。國學院3年の平林氏が8人抜きしたのも2ヶ月前、その彼が優勝を果たした大阪マラソンももう先月のことだなんて…。なんか気づいたらまた年明けてそうだな!全く、時間というものは呑気な私を待ってなんかくれません。無慈悲なほどに一方通行で、ほんとに困っちゃう。時間を我が物にできる人が羨ましいです。

(そもそも時間なんてのは、人間がその枠を作らなければ存在などしなかったもので、利便性を追求した人間のエゴによってこの世に生み出されたものであって、それをコントロールできずに翻弄されているなんて本末転倒的なのであって、そんなのは近未来のAIの展望と同じ事象な訳で…ゴニョゴニョ…モゴモゴ…急に脱線したと思ったら時間への醜い愚痴かよ…ああそうだよ…。)

…変な独り言を挟んでしまいましたが、気を取り直して。でもきっと何だってそうなんです。時間を完全に掌握することなんて多分不可能だし、振り回されているぐらいが生を実感できて心地がいい。

この公演も例外じゃないんですよね。不安要素は積もる一方なのに、本番はもうすぐそこの角からこちらを心配そうに覗いている。頭は焦る一方だけど、その本番と目を合わせている暇はなくて、一歩ずつ左右の足を踏み出していくしかない。そんな毎日の繰り返しです。この歳になってCOWCOWクラブのあたりまえ体操が沁みます。

必死に足を出していたら、いつのまにかゴールテープを切っていた。そしてまた新しいゴールに向かって丁寧に踏み出していく。そんなもんなんです、きっと何事も。

だから、千穐楽の幕が降りる最後の最後の瞬間までとにかく右足を出して左足を出すしかない、と思っている次第です。そういうことです。




STEPS Musical Company 第64回本公演 「テアトルマリオネット」
脚本 元谷瑞香
演出 薮内光
 
🩰あらすじ
──ちっぽけな僕らにできることはあるか。
 
 今からそう遠くない昔、公平と幸福を謳う東の果ての小さな国に、平和を謳う子どもたちを養成する音楽学校があった。厳しい稽古に厳しい躾、外出すら滅多に許されない日々。そんな中でもささやかな幸せを忘れずに過ごす子どもたちだったが、ある日突然、学園の経営不振を理由に数名の生徒が追い出されると知らされる。
パニックに陥る仲間たちを救うために立ち上がったのは、歌の上手な孤児の少女ソフィア。だが彼女の些細な提案がさらなる事件を引き起こしてしまい……
 
 自分自身で在るということ、心のままに生きること。
「そんなささやかな幸せを、誰も傷つけずに得ることはできないの?」
皆で笑い合える明日を勝ち取るため、音楽の力を信じた子供達が今、立ち上がる。
 
🩰場所
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場
 
🩰日時
2024年3月16日(土) 16:30
17日(日) 12:45/18:00
18日(月) 12:45