はじめまして!2023年度春公演の舞台監督を務めている松本です。
春公演としては最初のブログなのですが、実はもう通し練習を3回終え、今日は稽古場は週に1回のオフの日だったようです。
早いもので通し練習はあと1回。稽古場もスタッフも追い込み期間に入っております!
と、書いておいて時の流れの早さをちゃんと認識して驚いています。あと3週間後には本番が終わっているなんて、、まだ信じられないです。
実際本番までまだまだやれることは山積みで、焦りがないとは言いきれないこの感じ、公演期間だな〜と思わせてくれます。あれもやらなきゃ、これもしなきゃ、の毎日です。
でも自分が何も活動に行っていなくても、気づいたら公演本番がやってきて終わっていた、なんてこともありました。自分が活動に行かなくても、誰かしらが頑張って公演は当たり前のように打たれるのがステップス。それがすごいことでもあり、寂しさを感じることでもあるのかもしれません。
ただ、この立場になってみて気づいたことは、一人の持つ力は思っているよりも相当大きいなということでした。ふらっと活動に1時間来てくれた子のお陰で進む作業があったり、帰り際に偶然見かけた子に声をかけて荷物を運びきることができたり、悩みに悩んだ時のちょっとした一言が解決につながったり、。
この公演の一部始終に参加者114人一人一人のアイディアや努力が最大限に詰まっています。大学生が春休みの時間を返上してまで、考え抜いて、活動しきって作るのがこの公演です。きっとこの公演でしか感じられないもの、得られないものがあるはず。ぜひともたくさんの方々に見ていただきたいなと思います。
この作品に携わって良かった、と参加者114人を思わせることができるように、そして、この作品を観に来てよかったと、お客さんに思ってもらえるように、まだまだ頑張っていきます!
公演の概要は以下の通りです。ぜひお待ちしております!
STEPS Musical Company 第64回本公演 「テアトルマリオネット」
脚本 元谷瑞香
演出 薮内光
🩰あらすじ
──ちっぽけな僕らにできることはあるか。
今からそう遠くない昔、公平と幸福を謳う東の果ての小さな国に、平和を謳う子どもたちを養成する音楽学校があった。厳しい稽古に厳しい躾、外出すら滅多に許されない日々。そんな中でもささやかな幸せを忘れずに過ごす子どもたちだったが、ある日突然、学園の経営不振を理由に数名の生徒が追い出されると知らされる。
パニックに陥る仲間たちを救うために立ち上がったのは、歌の上手な孤児の少女ソフィア。だが彼女の些細な提案がさらなる事件を引き起こしてしまい……
自分自身で在るということ、心のままに生きること。
「そんなささやかな幸せを、誰も傷つけずに得ることはできないの?」
皆で笑い合える明日を勝ち取るため、音楽の力を信じた子供達が今、立ち上がる。
🩰場所
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場
🩰日時
2024年3月16日(土) 16:30
17日(日) 12:45/18:00
18日(月) 12:45