映像のものです。
首都直下型地震が懸念されるこの時代、私の部屋はとても危険であると言えよう。私の趣味は映画鑑賞で実際途方もない時間を映画鑑賞に割いており例に漏れず途方もない量のDVDを自宅に所有している。そう、その大量のDVDが曲者なのだ。漫画『名探偵コナン』の工藤新一の実家が壁一面の蔵書で溢れていたように私の部屋には大量のDVDが所狭しと並べられているのだ。こんな生活環境下で地震に遭遇した場合どうなってしまうのか、さながら『文字禍』のようになることは想像に難くない。命の危険にあるほど映画を収集する理由、それは当然ながら私が映画が好きであるから、いや溺愛しているから、いや執着しているからだ。まっさらな壁に映画を映すだけでその部屋は特別な空間になる。太古の昔、人々が焚き火を囲いシャーマンの話を聞くように昔から作品を通じ変貌する場には神秘的なアトモスフィアがある。
今回の役割の一つであるプロジェクションマッピングはまさにその流れを汲む存在だ。作品に添える一味として状況を作り出す一要素を共に作り上げられとても楽しかったと供にやりがいがあった。ありがとうございました。
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【公演情報】
STEPS Musical Company 2023年度12月企画 『〆はお決まりですか?』
🍢あらすじ
店を引き継いだばかりの店長は、評判が思うように伸びず悩んでいた。
そんな時に、1人の陽気な女性が来店する。
彼女のアドバイスをもとに料理すると、お客さんは大切な思い出が蘇るのであった。
思い出の品々と共に明かされていく彼らの過去。
思い出と共に語られる、切ないけど心温まる、そんな物語。