『〆はお決まりですか?』音楽監督の宮田と申します。
作品の舞台となった居酒屋にちなんで、挨拶代わりに明日使えるムダ知識飲みの場で盛り上がること間違いなしの雑学をお届けします。
―日本を代表する居酒屋、鳥貴族。その公式キャラクター「トリッキー」くんと、中国雲南省で現在も継承される象形文字トンパ文字はちょっと似ている―
"ちょっと"似ている
以上です^^たくさんの「へぇ」お待ちしております。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
本題に入りますね。
本日をもって、すべての公演が無事終了いたしました。といっても今このブログは本番上演前に書かれているので、リアルタイムな気持ちを記すことはできないのですが。
ここまであっという間だったなあ。曲の方向性や歌詞を話し合ったり、作ってもらった曲に感想を返したり。
人によって曲の作りかたが全く違うので、進捗報告を受けるたびに「ほえ~!」って顔して聴いていました。学べることも多かったし、ただひたすらに楽しかった。
それぞれの曲への愛を滔々と述べるとおそらくこの記事はおわりのみえないスクロールを提供することになってしまうでしょう。みなさまの指と指紋を守るためにも、この愛は作曲者個人に伝えていきます。みんな素敵な曲をありがとう。
作曲をしていて感じるよろこびはいろいろありますが、そのなかでも大きいのは「サークル活動中のふとした瞬間に口ずさんでもらえること」なんじゃないかと思います。
自分だけのものだった曲が手元を離れて、いろんな人に受け入れてもらう。その現場を共有できる体験ってなかなかできるものではありません。
私はメロディを作ることにとてつもない苦手意識をもっています。人の声で魅せるミュージカルにおいて致命的ですね。
歌いやすい・覚えやすい・想いを乗せやすいメロ作りってまじで難しい。キャッチーな旋律を作れるのって天才だと思います。ジングルとかまさにそれですよね。某大手ハンバーガーチェーンを説明するのに「パラッパッパッパー」だけで済んでしまうなんてえげつない。この場合、それだけあのハンバーガーが我々の生活に浸食しているだけとも言えそうですが…
とにかく自分の曲のメロディに不安があるのですが、不安があるなりにも一生懸命気持ちを込めて作らせてもらいました。だからこそ役者や稽古場関係者はもちろんのこと、スタッフのみんなに口ずさんでもらえるととっても嬉しいのです。
今回の公演は配信がないため、あの曲たちがお披露目される機会は残念ながらもうありません。
でも!公式インスタグラムでちょーーっとだけ、視聴することができるんです。
https://instagram.com/steps_23_december?igshid=MzMyNGUyNmU2YQ==
楽しい時間はもうおしまい。それでも思い出してくれる人のいるかぎり、曲は生き続けます。
末筆になりますが、ご来場、そしてブログの閲覧誠にありがとうございました。
明日投稿予定の舞台監督による〆の言葉をはじめ、他の記事も併せてご覧ください!
引用画像 左から
・https://www.imajinsha.co.jp/asobiba/moji03.html
・東巴文字愛好会「パソコンで楽しむ愛と友情のトンパ文字」
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
【公演情報】
STEPS Musical Company 2023年度12月企画『〆はお決まりですか?』
🍢あらすじ
店を引き継いだばかりの店長は、評判が思うように伸びず悩んでいた。
そんな時に、1人の陽気な女性が来店する。
彼女のアドバイスをもとに料理すると、お客さんは大切な思い出が蘇るのであった。
思い出の品々と共に明かされていく彼らの過去。
思い出と共に語られる、切ないけど心温まる、そんな物語。
🍢とき
12月14日(木)18:30〜
15日(金)18:30〜
16日(土)11:00〜
🍢ところ
慶應義塾大学 日吉キャンパス 塾生会館 合同練習室C
🍢料金
1,000円
【予約リンク】


