「62m」の高さから見える景色。数字だけを見ると大したものではないです。ただ自分が命綱で結ばれているとしたらこの世の数字なんて「単なる尺度」と気づかされます。 
先月、仲間たちとバンジージャンプをしてきました。生粋の大学生みたいなことを言っていますが、我々は「生粋の大学生みたいなことやりたい」が動機なので生粋よりは1ランク下がります。
スタッフさんが言い飽きたであろうカウントに身を任せて地球のルールに従ってただただ落下する時。何もできない人間の未熟さと、もはや鼻から垂れてきそうな溢れ出るアドレナリンを同時に感じました。 
1ヶ月前のこの経験から今の今まで日々の刺激が小さく感じるようになっています。「あれ、バンジーしてから何かつまんねぇぞ」一緒に飛んだ仲間ともそんな話をしました。ただの大学生らしい遊びがその後にも刺激の落差を味合わせてくる。バンジージャンプにはご注意を。僕は未だに心が宙ぶらりんです。そんな意気消沈のこの僕をギリギリ繋ぎ止めているのがSTEPS Musical Companyという団体です。 
どうも、21年度三田祭衣装部チーフの聡二郎です。
三田祭で仲間たちと衣装を作る作業に活力をもらっています。幸いにも初めて衣装部セクションに参加してくれた人が多く、チーフの冥利に尽きます。1年生のみんなも作業に慣れて今や上級者の手つきで作業を進めています。本番までのあと少し、皆で作業できる日を楽しみにしています。三田祭が終わった後はどうしたらいいのか不安ですが、活力が主食のゾンビみたく両手を前に、彷徨いたいと思っています。 
「バンジージャンプ」と検索して、「鼻からアドレナリン」と検索して、はたまた何かの間違いで、この団体のブログにたどり着いた方々。清水の舞台から飛び降りる思いでこの団体を追ってみてください。生きる活力になるかもしれません。

