スタッフWS責任者のSTEPS3年の下田平と申します。

 

11月22日~12月5日まで開催していた1年生向けの対面スタッフWSを無事終了することができました。ご協力いただいたみなさん、誠にありがとうございます。今回のWSでは活動2週間前からの検温の記録、厳しい人数制限、徹底した感染対策などまだまだ厳しい状況でしたが、コロナ禍において舞台、照明、音響、映像、衣装、制作、宣伝美術の各セクションが対面で初めて活動することができた場となりました。

 

 

 

 

特に1年生にとっては、ほぼ初めての対面活動であり、私たち上級生とも交流がほとんどなかったため、各回のWSでは毎回それぞれ自己紹介から始まり、なんだか例年の4月の新歓期間のようでした。(笑)

ですが、1年生はみな積極的にWSに取り組んでいてもうすでに頼もしい姿で、同時にWSの内容を1から考え、1年生に丁寧に指導する2年生の姿もSTEPSの中心として活躍する姿そのものでした。

私自身、新人公演の舞台監督を務めていたので本来は新人公演を通してその1、2年生の成長過程を生意気ながら見守るはずでしたが、オンライン企画など様々なものを通して知らぬ間にみな頼もしい存在となっていました。 

 

また今回のコンセプトとしてより公演に近い形でやるということであったため、音響、照明では同時並行で行われている役者WSに合わせた音、明かりを作成し、さらに12月5日の発表会に一部の1年生はオペとして参加しました。舞台で作った小道具を本番で使用したり、また制宣では発表会用をモチーフとしたチラシを作成するなど作品ありきのスタッフワークという本来の公演に近い形で行うことができました。

 

1年生が作成してくれたチラシ

 

 

また発表会では1年生にとっては初めての円陣や記念撮影などたくさんの初めてが盛りだくさんでした。私自身、久しぶりの仕込み、本番であったためとても懐かしく、そしてこうして公演が行えることに嬉しさを感じました。これまでコロナ禍においてミュージカルサークルは活動が中々行うことができない歯がゆい思いをしてきました。まだまだ感染者が増えている現状ですが、このWSを起点として次回の春公演に繋がっていければよいなと感じています。