こんにちは!! 少しご無沙汰しております。春公演に関する連載を続けておりましたが、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、公演の開催状況をみつつ少しお休みをいただいておりました。公式ホームページなどでもお知らせしておりましたが、第57回本公演『KAKKA』は公演中止という判断をさせていただきました。観劇を楽しみにしていらした皆様には大変申し訳ございません。参加者一同、公演開催を目標に努力してまいりましたので、非常に悔しい気持ちでいっぱいです。しかし、このような経験も含め、全てを今後に活かしてまいりたいと思います。今後ともどうぞ応援よろしくお願いいたします。

 

さて、公演が中止になったからと言って立ち止まってはいられません。春からは新たな仲間を迎え入れる新歓があります!! 今日からこのブログでも新たに投稿が始まります。

 

題しまして

「私にとってのSTEPS」

STEPS Musical Companyにおいて思い思いに過ごしているそれぞれのメンバーが自分にとってSTEPSとは何か、思うことや、魅力を自由に語ります。春から慶應生の皆さんにはより奥深いSTEPSの魅力を知っていただく機会に、STEPS関係者の皆様には改めてSTEPSとご自身のかかわりを見つめなおす機会となれば嬉しいです。

 

前置きが長くなりましたがまず私、商学部2年の宮田から始めていきたいと思います。STEPSでは役者や衣装をメインに活動し、現2020年度代表も務めさせていただいております。STEPSを知ったきっかけと魅力、STEPSにいて良かったと思う瞬間について書きたいと思います。

 

まず僕がSTEPSを知るきっかけになったのは入学半年前、第52回本公演『インザルーム』でのことでした。友人が役者として出演するということで観に行きました。初めは学生団体のミュージカルということで高を括っている面もありました(反省しています)が、劇場に入り驚きの連続でした。内容はもちろんのこと、観客の案内から制作物まで全てが洗練されていると感じ、そしてこれを現役大学生のみで1から創り上げていることに再び驚かされました。そしてこんなに素晴らしいエンターテインメントを創り上げるメンバーになりたいと強く思い、色んな奇跡が重なり、現在この憧れの団体に所属しています。

 

実際に団体に加わって驚いたことがもう一つあります。それは公演・団体運営に関してです。全ての公演が舞台監督と音楽監督、演出、脚本家、製作からなる執行部を頂点に、各セクションチーフ、そしてサブというトップダウンで組織されており、幾度の会議を経て公演運営が為されています。このようなきちんとした組織構造がより質の高い作品づくりを可能にしているのだと思います。

 

次にSTEPSの魅力について、実際に挙げるときりがありませんが、特に大枠で上げるとすれば、雰囲気の良さと本気度、様々なことに挑戦できることだと思います。公演成功という一つの目標に向かって、メンバー全員で努力していると自然に雰囲気が良くなっています。制作の過程で、意見がぶつかり合うこともありますが、これはそれぞれが本気で考えているからこそ生み出される衝突であり、均衡点が見つかればさらに良い作品の完成に近づきます。互いを信頼しているからこそ、本音をぶつけられるし、納得のできる結論に至るのです。全ての過程を経て公演が終わった時、そこにはただの思い出に留まらず、経験や信頼関係といった計り知れない財産が残ります。

そしてこれは文字通りになりますが、STEPSではどんなことにでも挑戦できます。実際、多くのメンバーがミュージカル制作未経験で、初体験のことばかりです。しかし、先輩や仲間のフォローのおかげでSTEPSではどんな挑戦も成功に導く体制が整っています。僕自身、衣装製作の経験は全くありませんでしたが、デザイン構想から縫製までできるようになりました。現在は在籍中に全セクションへの参加制覇も目指して頑張っています。

 

STEPSにいて良かったと感じる瞬間は、感情を共有しているときです。作業中に笑う合うとき、本番直前の円陣で気合いを入れるとき、本番が終わって泣くとき、共感できる仲間いる、それが一番うれしいです。数あるサークルの中からSTEPSに出会えて幸運でした。

 

長々と書いてしまいましたが要約すると素晴らしいサークルです。大好きです。生まれ変わってもまた入りたいです。

 

こんな感じでSTEPS愛を再確認できたので、個人的に好きな写真と共に締めくくりたいと思います。

家族み

 

笑いの演出

 

自然な大爆笑

 

お付き合いいただきありがとうございました。