こんにちは。
春公演の音楽監督(曲を作るリーダー)の阿部海帆と申します。

突然ですが、ボヘミアンラプソディー、観ました?


先日わたしは重い腰を上げてIMAXで観てきました。内容については言及しませんが、私はとにかくクイーンの才能が豊かだなぁ、、と終始うらやましく思っていました。頭の中にある音楽を一直線に描き切ってしまうのは天才としか言いようがありません。



クイーンまでとはいきませんが、かつて私は「自分に音楽の才能があるのでは?」と思った時期がありました。いつも頭の中でメロディは浮かんでいたし、鳴らしたい音も感覚的に持っていたからです。
作曲をはじめてすぐ、脳内にある音を楽器で起こすことに、今までにない喜びを感じました。それは可能性を見つけた喜びのようなものでした。

ただ、作曲を続けるうちにそうはいかなくなりました。脳内では音が鳴ってるのだけれど、その形が分からず具体的に起こせなかったり、それが魅力的なメロディがではなくありきたりなものだったりするのです。曲に起こすと、自分の曲がパターン化しているのにきづき嫌悪感に苛まれたり、、、どうもスラスラと作れなくなってきました。

そして、今、ここです笑
壁に当たってからは、毎回頭を痛めてウーウー言いながら、やっと曲を作っています。クイーンのようにスマートに作りたいものです笑

私にとって作曲とは、自分が天才ではないということを実感する作業です。この4年間で、得意分野・音楽が、思ったほど人より秀でているわけではないとわかりました。


それでも作曲を続けたのは、私自身音楽が単純に好きだからだと思います。つくる作業はスラスラいかず、完成品チェックも怖いけれど、曲を作ってる間は本当に時間を忘れます。壁にぶつかりながらも、やっと完成品ができたときには楽しかったなぁと思ってしまいます。


この卒業公演は、作曲を単純に楽しむ1人として、最後の悪あがきをしようと参加しました。
自分は天才じゃなかったけど、それでも音楽をやりきった!!だから未練はない!!と言い切れるほどに、音楽をやり尽くしたいと思います。

長くなりました、ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。