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Pepmalibuのブログ

こんにちは(^-^)このブログでは、アメリカ人と日本人の2人の博士号/MBAホルダーが、世界や日本で起こっている出来事に対する多元的な見方、アメリカの最新ビジネスや最先端の情報テクノロジーなどを紹介しています。どうぞよろしくお願いします!!



アナスタシア・レング Anastasia Leng Hatch CEO
2015年1月28日 インタビュー実施
工芸品専門オンラインモール:Hatch


「ハッチ」(Hatch)の共同創業者。同社はカスタムメイドの日用デザイン用品(デザイナー商品、アクセサリー、キッチングッズなど)を専門的に取り扱うネット上のマーケットプレイスを運営する。「ハッチ」を創業する前には、5年以上、グーグルに勤務する。グーグルの本社(マウンテンビュー)で、プロダクト・マーケティング・マネージャーとして活躍。Google Voice、Google Chrome、Google Walletなどの技術開発の初期段階にも関与。ペンシルベニア大学卒。大学では心理学、社会学、フランス語の3つを専攻。アメリカに移って来る前に、ロシア、ベトナム、バーレーン、ハンガリー、フランスなどにも居住。


1 私(ガブリエラ)の母校であるペンシルバニア大学(PEN)で、心理学を専攻したのち、あなたはグーグル社の新規ベンチャー事業部門に勤務しました。そこで、新規企業のプログラムの実施や新製品開発に関与しました。そのような仕事に5年携わったのち現在の「ハッチ」(Hatch)となる企業を立ち上げました。このようなキャリアは計画したものですか。あるいは、起業家になるという願望が、大学での専攻やグーグルでの経験をきっかけにして、徐々に大きくなったのですか?

明らかに私のキャリアの展開は計画したものではない。グーグルで、自分が初期段階のプロジェクトや製品に興味を示す性格であることを悟った。既存のプロジェクトで前任者の仕事を引き継ぐのではなく、計画図がないようなまったく新規のプロジェクトに携わるのが好きだ。私が持っている起業家精神は、グーグルに影響を受けていると思う。グーグルでの最後のプロジェクトは、世界を視野に入れた起業家支援のためのセンターを立ち上げることだった。そこでは、南アフリカのアクセラレーター(新規企業の立ち上げのための支援組織)からスタートして、通称「キャンパス」と呼ばれるロンドンの中心的な拠点の設立で頂点を極めた。その仕事に携わる過程で、企業を新規に立ち上げ、また、ゼロから事業を構築するような素晴らしい志をもった人々と会うことができた。私は、彼らを通じて「起業家病」に感染したのだと思う。

2 自分一人で起業するのではなく、どうして、ライアン・ヘイワード(Ryan Hayward)氏と共同で起業することを決断したのですか。あなたの会社のなかで、誰が何を担当していますか。どのように重要な意思決定がなされているのですか。株式、つまり所有権はどのように分割されていますか。重要な課題はどのように解決していますか。

私とライアンは、最初から共同で起業することを決めていた。というのは、私たちは、グーグルでお互いを知っており、その前に、ペンシルベニア大学でも知り合いだった。あなた(ガブリエラ)と同じように、彼も、同窓生なのである。ハッチの起業に伴う興奮を共有しながら、それを共同で発展させた。私とライアンは、2012年8月にグーグルを退社した。そのときに、定めた簡単なゴールは次のとおりである。可能な限り迅速に、機能的なプロトタイプ(原型)をスタートして、それを提示して、社員を雇用するための資金を獲得すること。そのプロトタイプを発展させるため、ライアンと私は、共同で、15万ドルの資金を供出した。そのプロトタイプにより、当社は、サーチ&サーチ(広告代理店)、500スタートアップ(500 Startups)、グレート・オークス(Great Oaks)などのベンチャーキャピタル、そして他のエンジェル投資家などから、100万ドルを調達した。その資金を活用して、チームを組成した。現在、当社には6名の社員がいる。

一旦エンジニアが入社したら、私たちはプロトタイプを廃棄し、最初からすべてを再構築した。起業するために、私とライアンは2012年にグーグルを退社した。しかし、企業としてのハッチは、2013年5月にスタートしたと考えている。その時期に、新規バージョンの製品を再スタートさせたからだ。最終的にライアンは、法律を勉強することを決断した。そのため、彼は、約8ヶ月前に当社を去り、コロンビア大学ロースクール(法科大学院)に入学した。現在、私は、唯一残る創業者である。

会社の立ち上げには極めて感情的な仕事が伴う。それは、大きな心理的な負担になる。たとえば、配偶者を含め、誰よりもあなたがやろうとしていることを理解してくれる人。あなたと同じように、膨大な作業や大きな心理的なプレッシャーに対応してくれる人。そうした人が自分の近くにいてサポートしてくれるのは、かえがたい財産になる。企業の初期段階で、共同創業者がいることは大きな力になる。

ライアンと私が事業をスタートしたとき、私たちはお互いにそれぞれの役割を常に交代していた。最初、彼は製品(開発)を担当した。一方、私は、事業運営、資金調達、そしてマーケティングの大部分を担当した。8ヶ月後、最初のプロトタイプが軌道に乗ったので、私たちは役割を交代した。数名のエンジニアが入社したことにともない、私が製品(開発)を担当し、ラインはマーケティングを担当することになった。私たちは、お互いの責任のなかで、それぞれある程度の裁量権をもった。もちろん、大きな意思決定を行う場合は、共同で判断した。マーケティング戦略に関しては、最終の決定権はライアンがもった。彼が必要だと考えたとき、私のところにきて、情報を提供してくれた。同様に、私は、ジョン・バイ(John Bae)とともに、製品やエンジニアリングに関する意思決定を行った。ジョンは、当時、エンジニアリングの責任者で、現在は、当社での私のパートナーである。

ライアンの退社により、業務の遂行がより難しくなったものと、より容易になったものがある。というのは、ラインと私は、対等のパートナーだったため、ときに、社員たちは、ある問題で、私と彼のどちらが責任者なのか判断するのが難しい場合があった。あたかも、子供が自分のほしいものを父親から得ることができずに、次に母親のところに行くようだった。社員たちは、私から満足な回答が得られないときは、ライアンのところに行った。しかし、現在、社員たちは、私が最終の意思決定をすることを知っている。社員が何をすべきかよく分からないと思えば、明確な答えを求めて私のところにくる。このような点において、ライアンの退社は、チーム内に意思決定の明確さをもたらした。

ライアンの退社の負の側面は、チームに対する感情的な影響である。すべての社員は、私とライアンの両者をチームとして最初から知っている。共同創業者の一人が去ることは、すべての者にとって心が痛む経験である。


3 御社のビジネス・モデルと事業運営について説明してください。具体的に、どのように利益をあげているのですか。サプライチェーンはどのようになっていますか。御社に似ているという意味で、競合企業はどこですか。アマゾンのような大規模な小売企業は脅威だと考えますか。競業他社とどのような点が異なっていますか。競業他社に対して、具体的にどのような競争優位を有していますか。

当社ハッチとはどのような企業か、当社のビジョンは何か、その背景を説明することから始めたい。当社のビジョンは、インタラクティブ(双方向)で、カスタマイズ化されたショピングの経験を中心に展開している。そうしたショッピング経験は、顧客が、自分の嗜好を取り込んだ商品を作り出すために詳細を調整できるというものだ。こうしたアイデアの起源は、次のような自分の認識にもとづいている。すべてのショッピング経験を通して、顧客は、あなたが購入したいと検討する商品に関して、イエスかノーの二者択一の決定をしなければならないということだ。

ハッチは、こうした限界を超越する仕組みを提供している。それを可能にするため、当社は、次のような人々と提携している。工芸品作者、工芸会社、芸術家。こうした人々は、自分たちのデザインに顧客の個性や希望を取り込むことにより、(通常商品に比べ)2倍の差別化(もともとのデザイン性に、顧客の個性・希望を取り込むという意味で)に伴う優位性を生み出している。ハッチで特集される商品のすべてが、顧客の嗜好によって決定される最終商品に向けての出発点になっている。顧客は、その商品に自分の個性を反映させるために、材料、色、サイズ、形を変更することができる。

当社の事業に最も類似した競合企業はどこかという質問に対する一般的な答えを示そう。当社は、あらゆるオンライン販売企業と競争している。なぜなら、顧客がオンラインで買い物をするとき、「私はこのオーダーメイドの商品がほしい」と考えているのではなく、「私はこの商品がほしい。私は、この商品を、私の希望にピッタリ合った商品を提供する企業から購入する」と考えている。そうした意味において、当社は、アマゾン社を含めすべてのオンライン販売企業と競合している。

ミクロ(微視的)の規模では、ハンドメイド商品の総合的なマーケットプレイスであるetsy.com(エッツィー)が評価を得ている。しかし、当社にとって、「ハンドメイド」(手作り)という点は、差別化のポイントになっているのではない。当社の関心は、メーカーが提供できる個性化とオーダーメイド(カスタマイズ)とそのメーカーの質にある。その意味で、当社は、より「精選」されたマーケットプレイスである。当社のサイトで販売が許可される前に、すべての商品は注意深く調査される。当社は、競合他社のサイトでは手に入れることができない商品と顧客エクスペリエンス(経験)を追求している。

4. あなたと共同創業者に加え、ハッチには何人の正社員がいますか?社員数だけでなく、売上高、利益率、資金調達、商品開発の面で、次の3年から5年の成長目標をどのように考えていますか。

当社が提供している製品と顧客体験は、事業の国際的な拡大に適しており、理想的だといえる。ヨーロッパやアジアについていえば、両地域の文化は、職人と職工の歴史をもっている。当社のマーケットプレイスは、そうした製作者を市場の最前線に押し出し、世界中のユーザー(顧客)とつながることを可能とする。したがって、ハッチのビジネスは、日本、英国、イタリア、フランスのような国にとって魅力的に見えるだろう。こうした理由により、ハッチは、国際的に事業を拡大したいと思っている。しかし、そうした事業展開は、商品単位やビジネス経済的な面で、第一のマーケットである米国において、当社のビジネスがうまく機能することを証明したのちのことになるだろう。現在、18の異なる国の製作者(メーカー)が当社のウェッブに登録している。しかし、収入の大部分は、アメリカ市場から得ている。

当社は、登録する製作者(デザイナー、職工)が一番多いマーケットプレイスを目指しているわけではない。むしろ、最高の製作者が登録するマーケットプレイスを目指している。当社は、世界中で、成功している芸術家、職工、製作者を探し出し、こうした人たちが事業で成功するように支援したいと思っている。ハッチがこういう人たちの収入にどのくらい貢献しているか?ハッチは、こうした人々の会社の成長をどのように支援しているか?そうした点が、当社の自己評価のポイントである。次の3年から5年の当社の目標は、当社のサイトで、登録したデザイナー(芸術家)が自分たちのビジネスを継続するために十分な利益を獲得することを支援することである。そうしたデザイナーたちが当社の中核的な存在である。彼らの存在が、当社の存在理由だといってよい。

当社は、当社のウェッブサイトで自分の作品を販売するすべてのメーカー(製作者)に対して、販売取引への統一的な手数料を課して、収入を得ている。オーダーメイドを可能とする商品のパーツを分割するプロセスは、伝統的なオンライン小売企業よりも、当社はより効率的なプロセスをとっている。現在、ほとんどの芸術家や職工は、商品のセットを作成し、それをオンライン小売店で販売する。そうした商品は、当初のままで(形、デザイン、カラー)販売される。

当社は、より質の高い選択肢を提供している。つまり、作者が、オンランイン上で自分の作成した商品を紹介し、その商品のオーダーメイドの方法を示している。商品が購入されるまで、製作者は、その商品の製作を始めない。そのように、ハッチは、製作者が材料や商品の在庫を最小にすることを可能にしている。すべての商品が売上に直結している。ハッチのプロセス全体が、従来のオンライン小売業者と取引することに比べて、ずっと経済的で効率的になっている。製作者と話しをすると、彼らはハッチのこうしたシステムが好きだと言ってくれる。従来型の小売業者に商品を卸しても、製作者はほとんど利益を上げることはできない。むしろ、製作者は、商品を卸すことは、自分のブランドの認知率を高める戦略だと認識している。小売業者への卸売は、ほとんどの場合、経済的な損失になっている。

ハッチは、企業として、現在、ユーザーの購入取引ベースで、収支が合うように取り組んでいる。より具体的にいうと、顧客を獲得するためのすべての費用を調整したのちに、顧客の最初の購入の時点で、収支が一致するようにしている。さらに、月ごとの総売上に着目し、それが当社のサービスの浸透率の基準になっている。事業を国際的に拡大する前に、当社は、月間の総売上ベースで、75万ドルから100万ドルを達成する計画をもっている。

5 御社の組織文化はどのようなものですか?

当社の企業文化は、とても楽しいと表現できる。社員はよく笑う。社員同士は、家族のように親密だ。社員はお互い、純粋に好き合っている。ビジネスの多くの課題については、意見が一致せずに議論する場合もあるが、そうしたディスカッションを一緒にやることにも社員は楽しみを見出している。社員全員で、1週間に1度運動し、シェイプアップするという新年に設定した目標を達成するために努力しています。数人のメンバーで読書クラブも作って、月に1度集まって、ワインを楽しみながら本について語り合っている。私は、個人的に、当社のチームの各メンバーに親近感をもっている。当社は、このチームを構成するメンバーがいなければ、当社は現在のような形になっていなかっただろう。彼ら(社員)は、私や当社にとって素晴らしいチームだ。


当社が成長しても、現在の企業文化を維持できればと思っている。当社の価値観を共有できず、企業文化にうまく適合できず、当社を去らなければならなかった社員もいた。一方、現在在籍する社員たちは、当社のビジョンを信奉してくれている。もちろん、企業は、典型的に成長するにしたがって、官僚化していくものだ。そうした進化(官僚化)は避けることはでいない。しかし、地に足がついた現実性、賢明さ、謙虚さ、勤勉さといった中心的な組織文化を維持することは不可能なことではない。


6 ハッチは、最近、ベンチャーキャピタルから資金調達を行ったと認識している。次の投資ラウンドはいつを予定していますか。御社のウェッブサイトによると、500 Startups、サーチ&サーチの投資ファンドに支援を受けています。さらに、世界最大級の宿泊施設予約サイトAirbnb(エア・ビー・アンド・ビー)のデータサイエンス部門のトップやデザイナーズ商品に特化したECサイトのFab(ファブ)のCOO(最高執行責任者)が、ハッチのアドバイザーとして名を連ねています。その背景を教えてください。

当社は、今日はで、150万ドル(1.5億円)の資金を調達した。最初に、(シードラウンドとして)当初の投資家から100万ドル(1億円)を調達した。その後、当社の内部で資金の拡大を図った。第2投資ラウンドは、外部の投資家は対象外とした。シリーズA投資ラウンドは、ここ6ヶ月から8ヶ月の間で実施したい。そのためにも、現在の目標を達成することがとても重要である。


コンピューターを利用してオーダーメイドの商品を製造する「マス・カスタマイゼーション」(Mass Customization)が大きな流行になっているため、こうした投資家はハッチに興味を示しているのだと思う。しかし、多品種の商品を対象に水平的に「マス・カスタマイゼーション」を実施した企業はない。ナイキ社は、シューズの特注化サービスと提供している。ラルフ・ローレン社は、ポロシャツのストライプのオーダーメイドを実施している。しかし、日常生活に関係する多様な商品を対象に、そうしたオーダーメイドを実施している企業は存在しない。投資家は、当社が「多様な商品のオーダーメイドのサービスを提供していること」「そうしたサービスに伴うプロセスの規模を、製作者を通じて拡大していること」に関心をもっているようだ。

もっと一般的にいえば、多くの人々が、「製作者の時代」の到来を現実の現象として信じている。3Dプリンターやレーザーカッターのような製造機器の低コスト化により、より多くの製作者や職工たちが、利益を獲得できるビジネスに関与することを目撃するだろう。こうした人々は、単に商品を展示するのではなく、最終的に販売できる商品を作成し始めるだろう。こうした潮流の最初の波をとらえ、何を製作すべきかを決定し、最初の販売ショップをクリエイティブなアーティストが開業することをサポートする。投資家たちは、そうしたことを、当社に試してもらいたいと考えている。

3番目の要素は、それは最後の要素でもあるが、これは、チームに関係している。わたしはグーグル出身だ。チームの他のメンバーは、アイビーリーグ(米東部名門大学)を卒業している。彼らは、優秀で、経験も豊富である。ベンチャー企業の初期段階においては、事業コンセプトが成功することを証明するものは何もない。成功を証明するデータも存在しない。そのような状況においては、初期チームがとても重要になる。投資家は、当社のチームは、ハッチを成功させるために、可能なことをすべて実施すると判断している。

個人的な将来計画に関してだが、私は、大企業によってハッチが最終的に買収されることを目標に始めたわけではない。私の目標が、将来快適な生活をするために蓄えを増やすことであったなら、たぶんグーグルに残っただろう。私は、自分が思うような企業を立ち上げたかった。だから、ハッチを起業した。ハッチを通して、私自身の価値と事業を行うという自我を実現したいと考えた。こうした理由により、ハッチの規模を拡大し、独立した企業にしたいと思っている。

しかしながら、長期的に見て、当社が持続可能性を維持することができない現実に直面するかもしれない。その場合は、当社の商品、ビジネス・モデル、チーム「ハッチ」は、より規模の大きな会社の中に入って、現実的な価値を付加することを望んでいる。もちろん、最悪のケースとして、私たちが注ぎ込んだ血、汗、涙などすべての努力が無駄になり、完全し消え去ってしまうことも想定できる。そうした結果を回避すべく当社の持続可能性が維持できないときは、私は、当社が買収される選択肢を希望するだろう。

7 グーグル社のCampus(キャンパス)と他の新規企業を支援することを目指す計画を教えてください。日本、あるいはアジアにおいて、グーグルは新規企業の支援のためにどのようなことを実施していますか。

アジアにおいて、グーグルが新規企業のためにどのような活動を行っているのか、私はよく知らない。私がグーグル社にいたころ、同社は起業活動や新規起業の支援活動を開発するためにアジアを拠点とする社員がいたことは覚えている。しかし、そうした活動が現実化する前に私は退社した。

キャンパス・モデルは、よく知っている。これは、ある都市で、ハブ(拠点)を作り出し、起業をする際に必要となるすべての資源にアクセスできるようにする仕組みだ。同じビルの中で、起業家は、メンター(指導者)を見つけ、作業スペースを確保でき、他の情熱的な起業家と一緒にコミュニティーを形成できる。くわえて、法律問題から会計問題のすべてに関して相談できるサービスも利用できる。ロンドンのキャンパス・モデルは実際にスタートし、そのハブ(拠点)は成功例として評価された。同様のキャンパス・モデルは、(イスラエルの)テルアビブ、チェコ共和国、さらに、正確に思い出せないが、最低もうひとつの都市に存在していたと思う。


グーグルは、新規企業に対してかなりの程度深く関与していると思う。事実、「起業家のためのグーグル」と呼ばれるチームを作った。そのチームは、メアリー・ヒミンクール(Mary Himinkool)に率いられていた。私は、グーグルで彼女と一緒に働いた。聡明な女性だった。そのチームは、米国以外の国で起業活動を発展させることに積極的に関与していた。特に、起業家になることが困難な国の起業家(予備軍)を新規起業の世界に導く手法を検討していた。そうした国では、新規企業はアメリカほど羨望の眼差しで見られることはない。グーグルのチームは、起業家を、新規企業を立ち上げるという長くて困難な道に導くことを支援する手法の開発に取り組んでいた。特に、技術産業で典型的に不足している創業者の育成に焦点を当てていた。

8 ハッチを創業し、現在運営していくうえで、あなたは、グーグルで学んだスキル、経営資源、教訓のうちどのような能力・経験を活用していますか?ハッチを創業して以来、どのような教訓を得ていますか?

グーグルは信じられないほど賢明で、優秀で素晴らしい実績をもった人々が集まった企業だが、私が学んだ最も重要な教訓は、ソフト・スキル(対人交渉力)がどれほど重要であるかという点だ。グーグルの社内で個人的に成長し成功することに最も密接に関係している要素は次のものだ。他の社員と関係性を構築すること、チームを率いること。こうしたソフト・スキルは、教科書では決して学ぶことはできない。

私はハッチの運営にあたって、この教訓をしっかり心に留めている。これまでの「小さな勝利」、たとえば、投資家に資金を提供してもらったり、チームを組成したりしたことを考えると、それらは、データや商品ではなく主として人によってもたらされたものであると判断できる。ハッチに参加しているすべての従業員は、入社にあたって給料が減額になっていると思う。当社のすべての社員は、優秀で合理的な人間だ。正直に、そして、透明な方法で他の社員と交流し、同じ目標を共有する。そうした機会が、当社の社人の動機付けになり、当社が達成したすべての実績につながっている。くわえて、グーグルではリーダーシップの多様なスタイルを学ぶ機会も得た。そのため、私は自分のリーダーシップのスタイルを作り上げるために、「いいとこ取り」が可能だ。


ハッチで学んだ教訓は、絶対的に何でもできるときに、優先順位をつけなければならない厳格な状況に自分をさらすことほど、有益な経験はないということだ。その作業は、データと直感との間の絶え間のない戦いのようなものだ。その2つの要素の正しいバランスのための公式は存在しない。したがって、自分自身の公式を研ぎ澄ます必要がある。グーグルでは、もしあなたが何かができない(何かをしない)場合は、その代わりをしてくれる人間が絶対にいる。くわえて、グーグルには、社員が何をしているのかを示す明確な計画図がある。対照的に、ハッチでは、進むべき道は固定されておらず、何でもできる。自分たちがやりたいことに対するビジョンを作成する。それを現実性のある戦術と結びつけ、達成する必要のあるものを決定し、冷静に優先順位を決める。それが、ハッチでの教訓であり、スキルであり、私が次に進むべきときは、これらとともに前進する。

9 ハッチを創業して以来直面した大きなチャレンジは何ですか。3つあげてください。どのようにそれらを克服しましたか。将来的にどのような課題に直面しそうですか。

すでにチャレンジのいくつかについて述べた。そのうちのひとつが、人材に関することだ。どのように、優秀な社員を採用するか。採用はとても難しい。当社は、小規模の企業だが、1人のエンジニアの採用にあたって60人以上の候補者を検討した。最終的に、誰も採用しなかった。こうした状況にともなうフラストレーションにどのように対処したらいいのか。特に、自社が採用した人材の基準を下げなくない場合にそれがいえる。

2番目のチャレンジは、資金を使うことなく、顧客、ユーザー、製作者をどのように獲得するかだ。新規企業は、典型的に、ユーザーを集めるための資金はあったとしても、少額しか有していない。そのため、創造性を維持して、他の多くの広告から生まれるノイズ(無意味な情報)を切り崩すことは大きなチャレンジとなる。

3番目のチャレンジは、企業の成長に関するものだ。新規企業は、常に「成長」という基準で評価される。しかし、企業規模が大きくなればなるほぼ、成長率を維持するために努力しなければならない。当社は、年間ベースで500%の成長率を達成している。月ベースなら、50%から70%である。投資家は、当社への投資に自信をもっている。しかし、ある時点で、当社は、当社が大切に考える価値を犠牲にすることなく、この成長率を維持することはできなくなるだろう。企業が成長するにつれて、成長から、より重要な他の経営指標に移行する戦略を生み出すことが、私が考慮しつづけなければならないチェレンジだ。

10 コンピューターのプログラミングとウェッブデザインは、御社のビジネスの中心だと考えられます。運用面でどのような技術的な困難に遭遇しましたか?そうした困難にどのように対応していますか。

創業者として、私は、十分迅速に対応できていると考えたことはない。当社のエンジニアはとても優秀であり、驚くべき業績を生み出している。しかし、当社は、ボリュームがとても多い計画表をもっている。それには、当社が達成したいと思っているおびただしい項目がリスト化されている。したがって、どんなに迅速に当社が対応しているとしても、常に当社のビジネスのスピードは十分ではないと感じている。


ハッチを創業し、投資資金を獲得したとき、当社のすべての指標は「数字」だったお。成長を数字で示すことが必要不可欠だった。そうした関心により、考えられるEコマースの手法をすべて実施し、サイト訪問者の顧客転換率を高めるための方策はすべて行った。そうした方策を実施する過程において、当社は、自社の強み(ユニークさ)や競合他社と差別化している微妙な差異を見失うことになった。様々な手法で最適化できた月末は、確かに、収入や顧客転換率は情報した。一方で、ハッチがEコマースの競合他社とどのように差異化されているのかは不明確になっていた。ハッチは、競合他社のサイトと同じようになっていた。

2014年末と今年(2015年)の始めから、次の4半期を使って、自社の本来あるべき姿の土台を構築するための方策を実施することを決定した。その方策には、当社を差異化するための人材や当社の土台のためのデザインも含まれている。当社創業以来、初めてブランドの構築ということを検討している。それには、デザイン、戦略やマーケティングの実施が含まれている。デザイン、エンジニアリング、戦略の各要素が密接に絡み合っている。









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このブログは、ジョーが執筆し、皆様にお届け致します。ジョーことジョセフ・ガブリエラ は、2000年に来日したアメリカ人。格闘技ファンなら誰でも知てる、K-1ファイターのアンディー・フグ氏にそっくり!1989年米国ワートン・スクールを卒業。その後ペパーダイン大学を皮切りに、イリノイ大学、南フリダ大学を卒業。MBAを含め2つの修士号と博士号を取得しました。日米合弁IT関連企業、スイス系証券会社、米系銀行、そして日系外食企業など幅広い業界の勤務を通して様々なビジネス経験を積みました。趣味は、水泳、読書(村上春樹氏の大ファン!)、ピアノ、そして様々な国の言葉を勉強する事です。ちなみに、2年前から新たに中国語勉強に励んでいます!この記事についてのご質問、感想、また意見を歓迎します。また、共同研究者である杉本有造氏とともにコンサルティング業務も行っていますので、お気軽にご相談ください。

また、次のような「アメリカ・ビジネスの最前線を切る!!」をテーマにしたブログも公開しているので、あわせてご一読いただければ幸いです。

「アメリカ・ビジネスの最前線を切る!!」の目的
皆さんのビジネスリーダーとしての知識欲をさらに刺激するために、毎月、2回の頻度で、「アメリカ・ビジネスの最前線」を主な対象にして、「アメリカ・ビジネスでいま何が起こっているのか」「どのような最新技術に注目が集まっているのか」「日本や日本製品はアメリカでどのように評価されているのか」といった点について、アメリカ人としての見解を掲載します。日本のメディアでは、日本人による単一的(あるいは一方的)な見解が主張される傾向が強いように思えます。このブログ記事では、「世界には多様な考えがある」ということを日本の読者に具体的なテーマで知ってもらうことを意識しています。日本や日本人に対する外国人の見解、考え方を知ることで、読者自身の世界観を広げ、最終的にはビジネスチャンスにつなげてもらえればと願っています。とりあげてもらいたい「旬の話題」や建設的なご提案など、お気軽に著者までご連絡いただければ幸いです。

ジョセフ・ガブリエラ  博士/MBA
東洋大学
gabriella@toyo.jp
jjapan1802@yahoo.co.jp

「世界のどこでも働ける日本人になろう」

「アメリカ・ビジネスの最前線を切る!」

「Venture Into Japan」

杉本 有造  博士/MBA
IES全米大学連盟・東京センター
(The Institute for the International Education of Students, Tokyo)講師
gpmalibu@yahoo.co.jp

© 2015 Joseph Gabriella, Ph.D., MBA. All rights reserved. 無断複写・転載を禁じます。



ノーベル経済学賞受賞者などアメリカの超一流経済・経営学者は今の日本をどのように見ているのか?

 この本は、米国の経済学、経営学の13人の「知の巨人」のインタビュー本です。ノーベル経済学賞受賞者など、米国の超一流の経済学や経営戦略の研究者を対象に実施した長時間独占インタビューの内容を紹介しています。ワールドクラスの研究者たちに、最先端の理論にくわえ、現在の日本経済、日本企業に対してどのような考えをもっているのか、日本が競争力を取り戻すための処方箋を、率直に語ってもらいました。
 マーケットデザイン(市場設計)、バリューネット、補完的生産関係、一時的競争優位、情報通信産業、マイクロファイナンス、デザイン思考、チーミング、学習する組織、クチコミマーケティング、ビッグデータ、行動経済学、インセンティブなどの最先端のテーマをわかりやすく解説してくれます。
 
 インタビューした研究者は次の13人です。
 スタンフォード大学のアルヴィン・ロス(Alvin Roth)博士(ノーベル経済学賞受賞)。イェール大学のバリー・ネイルバフ(Barry Nalebuff)博士。コロンビア大学のリタ・マクグラス(Rita McGrath)博士。ペンシルベニア大学のマイケル・シンキンソン(Michael Sinkinson)博士。イェール大学のロドリゴ・カナレス(Rodrigo Canales)博士。ハーバード大学のエイミー・エドモンドソン(Amy Edmonson)博士。バージニア大学のジーン・リエトカ(Jeanne Liedtka)博士。南カリフォルニア大学のナサナエル・ファスト(Nathanael Fast)博士。ハーバード大学のテレサ・アマビール(Teresa Amabile)博士。シカゴ大学のニコラス・エプリー(Nicholas Epley)博士。ペンシルベニア大学のジョーナ・バーガー(Jonah Berger)博士。スタンフォード大学のハリケシュ・ネール(Harikesh Nair)博士。カリフォルニア大学のウリ・グニージィー(Uri Gneezy)博士。
 
 アメリカの著名ビジネススクールからの最先端のレクチャーを存分に楽しんでください。読者の皆さんの仕事やプライベートの両面で、きっと役立つ大きな発見があることでしょう。


原題は『Mission In A Bottle』。

日本語タイトルは『夢はボトルの中に』。


夢はボトルの中に――「世界一正直な紅茶」のスタートアップ物語


このブログで以前紹介した、イェール大学経営大学院のバリー・ネイルバフ教授と、教え子のセス・ゴールドマン氏(社会的起業家、ハーバード大学卒、イェール大学MBA)の起業ストーリーが、楽しいマンガ本になりました。

http://ameblo.jp/stepoverus/entry-11946681467.html

甘いものが大好きなアメリカ社会で、無糖アイスティーを販売するという壮大なビジネス。ビジネスを利用して社会的な善(健康的な飲料を提供)を達成するという壮大な夢が、二人の情熱、粘り強さ、勇気でどのように実現されたのか、マンガのスタイルで楽しく紹介されています。

共同創業者の一人、セス・ゴールドマン氏は、起業には「情熱、粘り強さ、勇気」の3つが必要だと熱く語ります!

この本を読めば、アメリカの起業のプロセスを、飲料業界を通して、具体的に理解することができます!

ビジネスパーソン、経営者、起業を目指す人たちの「マスト リード」(must-read)の本です。


ノーベル経済学賞受賞者などアメリカの超一流経済・経営学者は今の日本をどのように見ているのか?





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本ブログの著者ジョセフ・ガブリエラと杉本有造は、両者ともにMBAの保有者であり、英語と日本語の両方でエレベーターピッチを実施する豊富な経験を有しています。くわえて、両者の経験を活かして、ビジネスパーソンに対して、仕事の現場で直ちに活用できるエレベーターピッチの技法について指導しています。エレベータースピーチのテクニックを習得したいと思われている方に、二人の共著『エレベーター・スピーチ入門~アメリカビジネスで成功するためのプレゼンテーション&自己イメージ作りの技法』を読まれることを強くお勧めします。

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このブログは、ジョーが執筆し、皆様にお届け致します。ジョーことジョセフ・ガブリエラ は、2000年に来日したアメリカ人。格闘技ファンなら誰でも知てる、K-1ファイターのアンディー・フグ氏にそっくり!1989年米国ワートン・スクールを卒業。その後ペパーダイン大学を皮切りに、イリノイ大学、南フリダ大学を卒業。MBAを含め2つの修士号と博士号を取得しました。日米合弁IT関連企業、スイス系証券会社、米系銀行、そして日系外食企業など幅広い業界の勤務を通して様々なビジネス経験を積みました。趣味は、水泳、読書(村上春樹氏の大ファン!)、ピアノ、そして様々な国の言葉を勉強する事です。ちなみに、2年前から新たに中国語勉強に励んでいます!この記事についてのご質問、感想、また意見を歓迎します。また、共同研究者である杉本有造氏とともにコンサルティング業務も行っていますので、お気軽にご相談ください。

また、次のような「アメリカ・ビジネスの最前線を切る!!」をテーマにしたブログも公開しているので、あわせてご一読いただければ幸いです。

「アメリカ・ビジネスの最前線を切る!!」の目的
皆さんのビジネスリーダーとしての知識欲をさらに刺激するために、毎月、2回の頻度で、「アメリカ・ビジネスの最前線」を主な対象にして、「アメリカ・ビジネスでいま何が起こっているのか」「どのような最新技術に注目が集まっているのか」「日本や日本製品はアメリカでどのように評価されているのか」といった点について、アメリカ人としての見解を掲載します。日本のメディアでは、日本人による単一的(あるいは一方的)な見解が主張される傾向が強いように思えます。このブログ記事では、「世界には多様な考えがある」ということを日本の読者に具体的なテーマで知ってもらうことを意識しています。日本や日本人に対する外国人の見解、考え方を知ることで、読者自身の世界観を広げ、最終的にはビジネスチャンスにつなげてもらえればと願っています。とりあげてもらいたい「旬の話題」や建設的なご提案など、お気軽に著者までご連絡いただければ幸いです。

ジョセフ・ガブリエラ  博士/MBA
東洋大学
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「世界のどこでも働ける日本人になろう」

「アメリカ・ビジネスの最前線を切る!」

「Venture Into Japan」

杉本 有造  博士/MBA
IES全米大学連盟・東京センター
(The Institute for the International Education of Students, Tokyo)講師
gpmalibu@yahoo.co.jp

© 2015 Joseph Gabriella, Ph.D., MBA. All rights reserved. 無断複写・転載を禁じます。



今回のインタビューは、世界初の「授業料無料のオンライン大学」、University of The Peopleの創設者兼学長のシャイ・リシェフ氏です。本部は、カリフォルニア州のロサンゼルス近くのパサディアになります。

授業はすべて英語ですが、英語のレベルが一定以上なら(TOEFL)、日本人でも入学できて、学位を取れます!

公式サイト:University of The People




シャイ・レシェフ学長

University of the People(人民大学)創業者兼学長。同大学は、世界初の授業料無料のオンライン大学として脚光を浴びている。彼のTEDトークでのスピーチ動画は200万人以上のアクセスを記録し世界的に注目されている。テルアビブ大学卒。ミシガン州立大学大学院修了(中国政治専攻)。彼は、20年以上の国際教育ビジネス業界での輝かしい経歴をもつ。米カリフォルニア州パサディナ在住。


1 個人的なプロフィール、学歴、職歴などを簡単に教えてください。大学院で中国政治を学ばれていますが、その動機は何だったのですか。アジアの政治とあなたの教育への情熱はどのように関係しているのですか。

私は、ミシガン州立大学の中国政治・歴史プログラムで、アジア文化について学んだ。こうした学問が、現在の私の仕事に直接関係しているかどうか定かではない。しかし、中国、特に近代中国の歴史を学ぶことを通じて、人々の行動と努力がどのように物事を変えるのか、強く意識することにつながった。

私は、営利目的の教育業界で20年働いた。他の多くの成果にくわえて、ヨーロッパで最初のオンライン大学を設立した。そのとき、オンライン学習がどのくらいパワフルなものなのかを目撃した。世界中から生徒が参加した。彼らは、家にいながら勉強できた。仕事を続けながら、レベルの高いヨーロッパの教育を受けることができた。同時に、オンラインで学位を取得することは、多くの人たちにとって「希望的な期待」以外の何ものでもないということも悟った。なぜなら、多くの人々にとって、そうしたオンラインプログラムの授業料は高く、それを負担する余裕などなかったからだ。

最終的に、私はその事業を売却し、半分引退生活に入った。直後に、やはり仕事を続けたいと思った。しかし、今までと同じような仕事を続けようとは考えなかった。私は財産もあり恵まれている。したがって、今度は社会にそれを還元するときだ。それを自分が得意な教育の分野で行いたい。教育業界については知り尽くしている。でも、それ以上に重要なことは、人を教育するとき、あなたはその個人の人生を変えることができる。そして、最終的に、人を通じて世界を変えることができる。世界に対して、何かのインパクトを与えたいと思った。そして、それが可能になるのは、教育を通じてのみだと考えた。

周りを見渡すと、私が開発したオンラインプログラムの費用を高くしていたすべての資源が、現在無料で利用できることに気がついた。オープンソースの技術、無料のオンライン資源、そして、人々が情報を共有しあったり、教え合ったあり、情報を公開し合ったりするインターネットの文化。この時点で、私にとって必要なことは、これらの資源をまとめることだと気づいた。その結果が、「The University of the People」(以下、UoPeopleという)だ。

2 高等教育に対して普遍的なアクセスを提供するというアイデアをどのように発想したのですか。世界は、地球温暖化から飢餓、環境汚染にまでおよぶ多くの問題を抱えていますが、あなたはどうして特に教育問題に関心を持っているのですか。

先ほど述べたように、人々に教育を与えれば、彼・彼女らの人生だけでなく、世界を変えることができる。それが、私が教育に関心を持つ第一の理由である。そして、その分野は私が一番よく知っている分野でもあった。

3 米国では、論理的で直線的なキャリア形成が定着しています。そのようななかで、スタンフォード大学教育大学院教授、ジョン・D・クランボルツ博士は「計画された偶発性」理論(Planned Happenstance Theory)を提唱しています。その理論の真髄は、「幸運は偶然に訪れるものではない」と表現されます。つまり、私たちは、必ずしもキャリア形成を計画的に行う必要はなく、そのかわりに、予期しない出来事をキャリアの機会に転換するような環境を計画的に作り出す必要があるとされます。UoPeopleの創業の決定を含め、クランボルツ博士の理論はどの程度あなたのキャリア形成に当てはまりますか。

私の答えを2つに分けよう。まず、一般的にいえば、勉強をすればするほど、よりよい未来をもつ可能性が高まる。特に、米国では、「教育」と「成功を示すあらゆる指標」の間に統計的な相関関係が見受けられる。そのようななかで、教育の期間が長ければ長いほど、給与水準も高くなることは一貫して観察できる。つまり、よりよい未来を形成したければ、勉強しなければならない。全体的にいうと、教育は生活水準を改善するための鍵になると信じている。だからこそ、すべての人間は教育を受ける権利があると私は考える。私たちの学生は、教育を受けて人生をよりよいものとし、よりよい職業を通じて、家族の人生や地域社会も改善できるというのが私の新年だ。最終的には、教育は、その国を、そして世界をよりよい場所に変えることができる。

もちろん、すべてを計画することは不可能だ。すでに述べたとおり、私は中国政治を勉強した。それは、大学を経営するための資格としては適切ではないかもしれない。しかし、大学院を卒業後、私は、教育関連の企業に長い間勤めた。そして、オンラインの大学をスタートするアイデアを考えた。その事業を売却したのち、授業料が無料のオンライン大学の創業を思いついた。それは、大学に入学する資格があるにもかかわらず、そのための経済的な選択肢がない人々に対する解決策を提供するものだ。私は、このようなキャリアを計画したか?答えは「いいえ」だ。こうしたキャリアを想定して特別に勉強をしたか?これも答えは「いいえ」だ。しかし、私が受けた教育により、視野が広がり、私の周りにあるチャンスに対する意識を高め、それにもとづいて行動を起こしたことは事実だ。

4 あなたは2009年1月にUoPeople(直訳:人民大学)をスタートしました。最初の組織はどのようなものでしたか。それ以降、どのように組織は発展しましたか。これから、5年後の姿をどのように予想しますか。より具体的にいえば、どのような指標で成功の程度を評価しますか?

UoPeopleのアイデアは、世界における教育問題に対して真剣に考慮したなかから生まれた。同時に、授業料が無料のオンラインの大学を作り出すために必要な資源が現在利用可能であると自覚したことにも由来する。ドイツのミュンヘンの「ヴェルデ」(Verde)という名称の会議で私はこの大学の創立を発表した。そのとき、私のチームには3人のメンバーが参加していた。ニューヨーク・タイムズ紙はその発表の翌日、UoPeopleの関する記事を掲載した。それに反応して、私のところに何百人もの人々から電子メールが寄せられた。電子メールをくれた人々のなかには、支援を希望する大学教授たちも含まれていた。UoPeopleは、こうした人々を、コース(授業)やインフラの構築のために役員会に受け入れてスタートした。私たちは、当大学の内容や登録方法をPRするためにウェッブサイトを立ち上げた。また、実際に学生を指導するためのポータルサイトも別途整備した。この段階で、世界中の人々がUoPeopleのプロジェクトに関わってくれた。その結果、2009年6月には、学生入学手続きを開始し、同年9月にはオンラインの授業をスタートした。そこにいたるまで、UoPeopleの創立から9ヶ月しか経過していなかった。大学スタートまでのこうした業務はボランティアによって遂行された。


現在、大学は、少人数の幹部(有給)のもと、3,000名のボランティアによって運営されている。私と同様に総長は無給である。副総長は有給のスタッフだ。学部長はボランティアで、学務を担当する副総長は有給の職員だ。同様に、財務部長は有給だが、CFO(最高財務責任者)はボランティアだ。当大学は、次の2つの理由で、こうした組織を組成している。当大学は多くのボランティアの人々に依存しているため、その人たちの時間を効率的に活用したいという希望をもっている。大学の多くの教授は「お役所仕事」に対応するために多大な時間を浪費している。そのため、当大学は、有給のスタッフを活用して、教授たちの負担を取り除いた。このように、ボランティアの教員は、最も大切な自分たちの「教える」というスキルに集中できる。これが第1の理由だ。第2の理由は、仮に、ボランティアが他の優先事項や理由により職務を継続できない場合に対応するためだ。その場合、適任者を見つけるまで、その仕事を担当できる代役がいることになる。

当大学はすでにいくつかのマイルストーン(里程標)を通過している。現在、147を超える諸国から2,000人以上の学生を受け入れている。それにくわえ、今年、(学位授与ができっる)認可を受けた。この認可は、当大学のプログラムが高品質の教育を提供していることの証拠となる。その結果、学生が卒業後、いい職を見つけやすくなる。同時に、この認可により、学生は他の大学で上位の学位を取得することも可能となる。次に目指している里程標は、財務的なサステナビリティー(持続可能性)を確保することだ。UoPeopleの授業料は無料だが、学生が受験する(修了)試験に関しては100ドル/試験の受験料を支払うことになっている。学士の学位を取得するためには、10年間に40科目の試験に合格しなければならない。試験料を支払うことができない学生には、様々な奨学金を貸与している。なぜなら、当大学の使命には、いかなる学生も金銭的な理由によって学業が遅れないようにすることが含まれているからだ。同時に、大学は試験ごとに100ドルを受領する。その100ドルは学生から直接支払われるか、あるいは奨学金から支払われることになる。もし、2017年までに5,000名の学生の受け入れ目標を達成した場合、当大学は財務的な持続可能性を維持できるようになる。

UNESCO (国際連合教育科学文化機関)によれば、2025年までに、世界で9,800万人を超える個人が大学に進学できない。なぜなら、それに見合う定員に空きがないからだ。UoPeopleは、大学進学が難しい、こうした個人にどのように対応すべきかを示す、ひとつのモデルとなっている。当大学で可能なことは、他の大学でも可能だということを意味する。発展途上国は、教育需要に対応しないままで資源を使ってしまうような、大学(施設を含む)を設立するかわりに、オンライン大学を創設できる。UoPeopleの使命は、この9,800万人の需要に対応することだといってよい。仮に、他の大学や国々がオンライン大学のプロジェクトに参加しない場合、当大学はこの使命を達成するまで成長し続けるだろう。

5 大学設立以降、カリキュラムはどのように発展してきましたか。コンピューター科学、MBA(経営学修士)、MPA(行政修士)、JD(法学博士)などの大学院、職務大学院課程を提供する計画は現在ありますか?

当大学では、健康科学の学士号の教育課程を創設しようとしている。たとえは、最近のエボラ出血熱の感染拡大を見ると、多くの発展途上国においてこの科目は緊急の必要があることを認識した。このため、健康科学は次の学科になるだろう。さらに修士課程を創設すべき分野について検討しており、近いうちに、修士課程を創設することになるだろう。

6 UoPeopleを創設するまえに、あなたは教育関係の営利企業で働いていました。現在のUoPeopleと比較して、営利と非営利の大きな相違は何だと思いますか。誰もが参加できる高等教育を提供するという使命は、営利型のビジネスモデルのほうが容易に達成できるのではないでしょうか。

UoPeopleは、営利企業と同じように運営されている。当大学は事業計画と事業目標をもち、月次ベースで業績を評価している。日常の業務という点では、他のビジネスとまったく同じ原理で運営されている。私は、営利企業の出身なので、いかなる組織であれ計画と目標が必要だと信じている。もちろん、個人も計画と目標が必要である。そうした計画と目標は綿密かつ定期的に評価される必要がある。

そうしたことを前提として、いくつかの相違点を述べよう。第1に、非営利ということで、そうでなければ絶対不可能のような多くの優秀な人材がUoPeopleを支援してくれている。学長委員会の長は、米ニューヨーク大学の学長である。英国オックスフォード大学の副学長が、米国の教育省長官とともに、同じ学長委員会に参加してくれている。同様に、副学長はコロンビア大学からの人材だ。営利企業だったとしたら、こうした素晴らしい人材から協力を得ることは困難だろう。さらに、UoPeopleは、3,000名のボランティアからも支援を受けている。

一方、仮に営利組織なら資金調達は容易になるだろう。私は非営利モデルを選択した。なぜなら、多くの人々が営利目的の教育に懐疑的だからだ。当大学のアプローチ法はかなり異なっており、(既存の大学制度に対して)破壊的なため、人々はより懐疑的になることを想定していた。人々は、当大学が真剣ではなく、あるいは、たぶん隠れた事業意図があると考える可能性もあった。非営利組織を組成することにより、そうした問題を回避し、正当性を確保できた。それにより人々は支援してくれている。アメリカの営利目的型の大学の現在の状況をみると、そうした組織は批判を受けている。こうした点を考慮すると、私が営利目的の起業家でないこと(当大学が営利を目指す組織でないこと)を喜んでいる。非営利組織であることにより、私は自分の考えが正しいことを主張でき、私の使命をより迅速にそして容易に実現できる立場になった。

7 UoPeopleを創設するうえで、どのようなチャレンジに直面しましたか。それをどのように克服しましたか。

2つのチャレンジに直面した。先ほど述べたとおり、一つ目が資金調達であり、もうひとつが(人々の)懐疑的な態度である。果たして、授業料が無料の大学は、質を保証し、認可を得ることができ、持続可能性を維持して運営できるのか。最近、認可を取得できたことは、こうした障害を克服することに役立つと考えている。

8 あなたの大学の遠隔学習モデルで、どのように学習の指導が行われるのかを紹介してください。MOOCs(Massive Online Open Courses = 大規模公開オンライン講座、ムークス)とCoursera(無料オンライン講義サイト、コーセラ)のようなオンライン教育との相違点は何ですか。こうした「競合相手」から、どのようなフィードバックや批評を受けていますか。

当大学は、MOOCsとはかなり性格が異なる。実際、私は、MOOCsの強い支持者である。第1に、実際、MOOCsは知識を世界中に広めるものであり、もちろん賞賛に値する貢献をしている。第2にスタンフォード大学、MIT、ハーバード大学を含む複数の著名大学がMOOCsを提供している。それはオンラインの教育サービスで、オンライン学習の有効性を保証している。私は、MOOCsを本当に評価し、敬意を表したいと思っている。MOOCsはオンライン教育の重要性を提示していると思う。しかし、仮にMOOCsを受講すると、1万人あるいは10万人、さらには20万人の他の受講生を含む「仮想教室」に出席することになる。一方、当大学では、クラスの人数は20名から30名程度である。当大学は「学生」対「学生」の学習メソッド(学生がお互いに教え合い、サポートし合う)を利用している。もちろん、コースは質問に答え、議論を監視する教師によって監督されている。さらに、学生にはその学生に合わせた形で教師から指導を受ける。こうした点が当大学の教授法の重要な要素となっている。

当大学のプログラムの受講生の性格も、MOOCsの典型的な受講生とは異なる。MOOCsやCourseraの受講者の80%は既に他の学位を持っている。40%は学部卒である。さらに、修士やそれより高い学位をもっている者も40%いる。そして残りの20%のほとんどが現役の大学生である。MOOCsの受講生は高い学歴をもっているにもかかわらず、登録したコースを実際に完了するものは参加者の5%未満である。

MOOCsは、「持たざる者」に教育機会を与えることに成功していないという批判を受けてきた。MOOCsはむしろ、高等教育を受ける機会を持っていた人々にチャンスを与え、その結果、「持つ者」と「持たざる者」との格差が広がった。さらに先ほど指摘したとおり、高学歴をもっているにもかかわらず、MOOCsの最終的な修了者は5%にも満たない。一方、当大学の学生は、自然災害の被災や地域紛争という極度の困難を経験している。そうした障害にもかかわらず、登録者の95%がコースを修了している。その意味で、UoPeopleは正しい方向に歩んでいると確信している。

くわえて言えば、UoPeopleは、大学であり、オンラインのコースではない。他の大学と同じように、学生は入学を申請し入学許可を受け、カリキュラムに従い、最終試験に合格しなければならない。当大学は学位を授与する。一方、MOOCsは、いうなれば個別の授業である。MOOCsから学位を受けることはできない。当大学の教育モデルは、賞賛を受けることはあるが、批判を受けたことはない。

9 UoPeopleが成長するにつれ、伝統的な大学に対して、どのような競争に直面すると思いますか。そうした予期された競争に対してどのような戦略を検討していますか。

現在、当大学はいかなる競争にも直面していない。なぜなら、授業料が無料のオンライン大学は現在当大学以外にはないからだ。仮に、他の人々が当大学のモデルを模倣しても、それを競争だとは思わない。私は、地球上で最も幸せな人間だと思っている。なぜなら、UoPeopleは非営利のため、当大学と誰も競争をしようとは思わない。ある意味、当大学は他の人が複製できるモデルを構築している。私の目標は個人的に利益を獲得することではなく、教育を望む1千万人のために教育を提供することだ。この目標を当大学だけで達成しようが、他の大学が加わろうが、それは大した問題ではない。仮に1千万の人々が教育を受けることができるのなら、私たちは、仕事は達成したことになる。そうなれば、寝ている間に、私は次の目標を夢のなかで考えなければならない。

10 UoPeopleのパートナーには、国連、ニューヨーク大学、マイクロソフト社、ヒューレット・パッカード社などが含まれています。現在、国際的に、このような企業などと取り組んでいる共同プロジェクトがあれば教えてください。

ヒューレット・パカード社は資金とコンピューターを寄付してくれた。また、同社は、インターンシップ・プログラムを開発し、女性向けの奨学金も提供してくれている。当大学で勉強している間、奨学金を受けた女性たちは、同社の社員をメンター(助言者)としてもつ。アフリカでは、マイクロソフト社は、1,000名の学生に奨学金を提供している。これらの学生は、在学中にマイクロソフト技術認定試験を無料で受けることができる。学生は、同社の社員をメンターにもち、インターンシップを完了する。さらに、学生はプログラムを完了後、マイクロソフト社に就職するチャンスも提供される。先ほど述べたとおり、学長委員会の長はニューヨーク大学の人間で、すべての学科長もニューヨーク大学の人間だ。さらに、ニューヨーク大学の多くの教授がボランティアでUoPeopleで教えている。当大学の最優秀学生の何人かは、ニューヨーク大学に編入でき、その場合、全額支給の奨学金を受け取ることができる。

11 経営管理学科では何名の学生がすでに卒業していますか?コンピューター科学の学科の卒業生の情報を教えてください(平均年齢、年齢範囲、性別、出身地域)。彼らは、どのような組織で働いていますか。

学生の年齢は、18歳~66歳で、平均年齢は29歳だ。30%が女性、70%が男性だ(この男女比は、将来、バランスがよくなるように変えたいと思っている)。出身地は世界中といってよい。(米国28%、中南米14%、アフリカ33%、アジア10%、残りは欧州、オセアニアなどだ)。職業経験も広範囲のものとなっている。

12 UoPeopleで勉強したい日本人の学生がいるとします。その場合、英語は大きな障害になります。英語が母国語でない学生のために、オンラインの英語の授業を提供する計画はありますか。授業で使う言語を他の言語にも拡大する予定はありますか。

UoPeopleに入学するためには、学生は、TOEFLか類似の試験に合格しなければならない。そうした試験に合格していない学生には、9週間の英語の授業を受講してもらい、本来の授業を受講するための英語試験に合格してもらう。しかし、当大学は英語の言語大学ではない。したがって、英語ができない学生は、入学の申請をする前にどこかで英語を学ばなければならない。将来、経営資源の余裕ができたら、他の言語による授業の指導も検討するだろう。

13 非営利団体や営利企業を創業したいという志を持っている人にどのようなアドバイスをしますか?両組織の設立に求められるスキルは異なっていますか?

どちらのケースでも、あなたは、やろうとしていることに情熱をもつ必要がある。明確なビジョンが必要だ。そして、あなたのビジネスの中心は何かを理解しなければならない。さらに、中心的ビジネスに関係がない活動で横道にそれることを避けなければならない。そして、最も重要な点は「決してあきらめない」ことだ。組織が非営利だろうが営利だろうが、この仕事は、長いマラソンのようなものだ。何が起ろうが、決してあきらめないことが重要だ。とにかく続けることで、やがて結果が見えてくる。

14 仕事をしていないときには、どのような趣味を楽しんでいますか。

過去5年間、私は、UoPeopleの運営に深く関与している。この仕事をとても楽しんでいる。実際、もし何をするのが一番楽しいかと問われれば、「自分が今している大学の仕事」と答えるだろう。仕事をしていないときは、新しい人たちと会ったり、読書を楽しんでいる。くわえて、ランニングをすることも好きだ。ランニングは、私の瞑想方法だ。そうした瞑想は、自分の考えを明確にしてくれ、集中するのを助けてくれる。





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© 2015 Joseph Gabriella, Ph.D., MBA. All rights reserved. 無断複写・転載を禁じます。
ラッセル・クロウの新作『パパが遺した物語』が、10月3日(2015年)から公開される。
その中の主題歌と挿入歌(カーペンターズの「close to you」のカバー)を、あのマイケル・ボルトン(Michael Bolton)が歌ってる?!たぶん。

映画を実際に見て確認しよう!

予告編を見たとき、「あれ?この曲、誰が歌っているのかな?」「もしかしたら、マイケル・ボルトン?」っと直感が働いた。

予告編を見ると、どうやら、ボルトンは、映画のなかでカーペンターズの名曲「Close to you」もカバーしている、と思われる。







Post-Gazetteのスタッフブログによれば、
ボルトンが、フロリダの地元紙に次のように語ったとされる。


“I’m always working on ideas for new songs and albums. I recently wrote the title song for a forthcoming Russell Crowe film called ‘Fathers & Daughters.’ What inspired that song was the theme of the story, which is a father-daughter relationship. I have three daughters and was very moved watching the powerful performances between Russell and Amanda Seyfried. It struck me on a deep level, and the song is written as a letter from a father to a daughter.”

「新しい曲やアルバムのアイデアを常に考えている。ラッセル・クロウの新作映画「パパが遺した物語」(原題:Fathers and Daughters)のテーマ曲を作った。映画のストーリーからインスパイアされてそのテーマ曲をなった。その映画は、父と娘の関係をテーマにしたストーリーだ。私にも3人の娘がいる。ラッセル・クロウ(父)とアマンダ・セイフライド(娘)の素晴らしい演技を見て、すごく感動した。とても心の深い部分に響いた。このテーマ曲は、父から娘への手紙の意味をもっている」


記事元
http://blogs.post-gazette.com/arts-entertainment/mad-about-the-movies/43357-bolton-song-in-crowe-movie


この秋は、映画館で、父と娘の永遠の物語を、涙とともに堪能しよう!




『ヴィクトリアズ・シークレット』が全米の女性に愛されるワケ
杉本 有造 ジョセフ・ガブリエラ 菅野 広恵 北川 泉
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本の概要

アメリカで最も人気のある下着、水着、化粧品ブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」(VS: Victoria’s Secret)。その成功の秘密をビジネスの視点で解き明かします♪

ミランダ・カー


<推薦図書>
本ブログの著者ジョセフ・ガブリエラと杉本有造は、両者ともにMBAの保有者であり、英語と日本語の両方でエレベーターピッチを実施する豊富な経験を有しています。くわえて、両者の経験を活かして、ビジネスパーソンに対して、仕事の現場で直ちに活用できるエレベーターピッチの技法について指導しています。エレベータースピーチのテクニックを習得したいと思われている方に、二人の共著『エレベーター・スピーチ入門~アメリカビジネスで成功するためのプレゼンテーション&自己イメージ作りの技法』を読まれることを強くお勧めします。

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