ヒラリーはオバマ大統領の後継者になるのか?(ジョセフ・ガブリエラ) | Pepmalibuのブログ

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こんにちは(^-^)このブログでは、アメリカ人と日本人の2人の博士号/MBAホルダーが、世界や日本で起こっている出来事に対する多元的な見方、アメリカの最新ビジネスや最先端の情報テクノロジーなどを紹介しています。どうぞよろしくお願いします!!

“Mark Zuckerberg aims to put the entire world online”


1. IT企業が発展途上国を狙う!

Vindu Goel. “Facebook wants 4 billion more users: bringing data to the developing world.” The Sydney Morning Herald. August 21, 2013,
http://www.smh.com.au/digital-life/digital-life-news/facebook-wants-4-billion-more-users-bringing-data-to-the-developing-world-20130821-2saoe.html#ixzz2cq95uNta


現在、7人のうち1人がFacebookを利用していますが、その大部分は先進国の市民です。発展途上国にはそもそもインターネットに接続できない人々が多くいます。Facebookの創業者兼CEO (最高経営責任者)のマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏は、携帯電話やインターネットの基本サービス料金を抜本的に下げ、そうした状況を変えることを目標にしています。そうしたなか、サムスン(Samsung)、ノキア(Nokia)、クアルコム(Qualcomm)、とエリクソン(Ericsson)のような情報機器メーカー/通信企業が、ザッカーバーグ氏と提携し、「Internet.org」という団体による活動を始めました。その目的には慈善的な部分もありますが、成長の見込みが低い米国と欧州に比べより魅力的な市場を開拓する狙いあります。特筆すべきは、グーグル社の不参加です。同社は、アンドロイドの開発が活発になるなかで、自社の「プロジェクト・ルーン」を通して、インターネットのアクセスの拡大を目指しています。僕としては、フェースブックとグーグルのプロジェクトは両方ともいいものだと評価します。でも、マイクロソフトの創業者兼会長ビル・ゲーツ氏が批判したように、子供が下痢になったら、それを治してくれるウエブサイトはありません。発展途上国に対して、先進国の企業が行う施策としては、子供たちの健康問題の改善のほうが大事だと思っています。




“Most Expensive Colleges In the U.S.”


2. オバマ大統領、大学授業料の値下げを計画!

Tamar Lewin. “Obama’s Plan Aims to Lower Cost of College.” The New York Times (online). August 22, 2013.



過去20年間、米国の大学授業料が高騰するなかで、オバマ大統領が大胆な計画を発表しました。彼の提案する法案が可決されれば、2015年までには、米国の全ての大学が、授業料、卒業率、卒業生の平均借入金、卒業生の平均収入、低所得層の学生の割合などの項目で評価されることになります。その結果にもとづき、連邦政府はどの大学にどのくらいの学資援助予算を配賦するかを決めるそうです。

僕が大学を卒業してから既に25年間が経ちました。ペンシルベニア大学は、アイビーリーグに属する名門私立大学だったので、授業料がとても高かったです。実は州立大学の倍ぐらいでした。しかし、名門大学を卒業することが、成功への近道だと思い、全額奨学金を与えてくれると約束してくれた州立大学ではなく、ペンシルベニア大学のウォートン・スクール(経営学)を選びました。僕の両親は、貯金の多くを使って授業料を払ってくれました。しかし、それ以外に、大学も奨学金を支給してくれました。さらに、連邦政府の保証で、学生ローンも確保しました。そうした資金で、授業料と寮の費用などを賄いました。一方、教科書代や生活費を賄うため、大学が提供してくれた仕事の選択肢の中からバイトをしました。勉強とバイトで多忙な数年間でしたが、今振り返っても、学費の安い州立大学に行くより、よい選択だったとたいへん満足しています。質の高い教育を受け、勤勉さの重要性や価値を学びました。学費ローンの全額の返済は僕が33歳まで、卒業してから11年間もかかりましたが、後悔は一切ありません。質の高い教育を受けることができるのなら、授業料が高いことは、かならずしも悪いことではないと思っています。




3. ヒラリーはオバマ大統領の後継者になるのか?

Dan Balz. “Will Hillary Clinton be ready in 2016?” The Washington Post (online). August 10, 2013.


2006年の後半、クリントン元大統領夫人、ヒラリーが大統領の選挙運動を始めたときに、オバマ大統領は上院議員とはいっても、知名度がとても低かったです。オバマ上院議員は、政治の世界では、存在感は殆どありませんでした。にもかかわらず、「希望」を標語にして、大統領選の圧勝を成し遂げました。それ以降、ヒラリー・クリントンが国務長官になり、期待通り、素晴らしい手腕を発揮しました。しかし、2013年2月に退任して以来、彼女に対する世間の注目は少なくなっているようです。もしかして、彼女は2016年の大統領選挙戦に備えて充電しているのかもしれません。今年の10月に66才になるヒラリーは若くはないですが、大統領として「とても老いている」訳でもありません。オバマ大統領ほど、若々しい活力はないのですが、オバマ政権のこれまでの成果を踏まえると、やはり、次の大統領は政治経験が豊富で実績を残している政治家のほうが良いと思います。

<推薦図書>
本ブログの著者ジョセフ・ガブリエラと杉本有造は、両者ともにMBAの保有者であり、英語と日本語の両方でエレベーターピッチを実施する豊富な経験を有しています。くわえて、両者の経験を活かして、ビジネスパーソンに対して、仕事の現場で直ちに活用できるエレベーターピッチの技法について指導しています。エレベータースピーチのテクニックを習得したいと思われている方に、二人の共著『エレベーター・スピーチ入門~アメリカビジネスで成功するためのプレゼンテーション&自己イメージ作りの技法』を読まれることを強くお勧めします。

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「アメリカ・ビジネスの最前線を切る!!」の目的
皆さんのビジネスリーダーとしての知識欲をさらに刺激するために、毎月、2回の頻度で、「アメリカ・ビジネスの最前線」を主な対象にして、「アメリカ・ビジネスでいま何が起こっているのか」「どのような最新技術に注目が集まっているのか」「日本や日本製品はアメリカでどのように評価されているのか」といった点について、アメリカ人としての見解を掲載します。日本のメディアでは、日本人による単一的(あるいは一方的)な見解が主張される傾向が強いように思えます。このブログ記事では、「世界には多様な考えがある」ということを日本の読者に具体的なテーマで知ってもらうことを意識しています。日本や日本人に対する外国人の見解、考え方を知ることで、読者自身の世界観を広げ、最終的にはビジネスチャンスにつなげてもらえればと願っています。とりあげてもらいたい「旬の話題」や建設的なご提案など、お気軽に著者までご連絡いただければ幸いです。

ジョセフ・ガブリエラ  博士/MBA
東洋大学
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「世界のどこでも働ける日本人になろう」

「アメリカ・ビジネスの最前線を切る!」

「Venture Into Japan」

杉本 有造  博士/MBA
IES全米大学連盟・東京センター
(The Institute for the International Education of Students, Tokyo)講師
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