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すべて世は事も無し

私が「うつ」の沼に足を踏み入れそうになった時に思い出した詩の一遍です。
遥か大空の向こうから見下ろせば、些末な事。
大丈夫!自分を取り戻し、前を向こう!!
「すべて世は事も無し」と言える位に・・・。


 

会社を早く帰って来る様になり(新型コロナによる時間短縮?)、次男の夕食を作る異界の住人。

けれどその内容は毎回同じ味噌汁と、Cook Doの様に混ぜて作る物だったり、ウインナーを焼いたり、レンジでチンしたりしてできる物ばかり。

サラダとしては、袋入りのカット野菜をバサッと盛った上にカニカマか竹輪、トマトを乗せたルーチン。

 

彼が夕食を用意しだしてから3週間経つが、いつも似た様な物の繰り返しになる。

下手をすると多く作ってそれを2〜3日出してくる状態だ。

 

 

ショック「なんかさぁ、いつも似たものばかりで辛い。前みたいにいろいろなの食べれないなんてさぁ。

今日だって、おかずは昨日の残った物チンしただけだし、味噌汁は毎回同じ物。食べるのなくて、納豆食べるしかなかった。手抜きだよね。

今までは、休みの時だけお父さんが作っていたから何とかなったけど、毎日となるとねぇ・・・。

バリエーションがないんだよ。」

 

びっくり「そうだよね。でもお母さんが作っちゃいけないらしいから。こっちがお金を払わないと作っちゃいけないって言うからねぇ・・・。

いっそのこと、次男分の食費2人で出し合って、こっちで作っちゃう?」

 

イラッ「いや、ダメだよ!そうしたら相手の思うツボじゃん。

お金が浮いたって言ってお父さんが喜ぶだけだよ。

僕はね、お父さんが払うべきだって思っているんだ。だから払わせるよ。」

 

えー「でも、そのおかげで食事に支障が・・・の副作用が出てるじゃない?」

 

ショック「それでも。頑張るよ。」

 

 

 

自分の意地(私にお金を払いたくない)のせいで、こんな事を子供に言わせてしまう異界の住人。


彼の自閉の世界の中では、

「毎日、子供のために一生懸命に夕食の用意をしている偉いオレニヒヒ」と思い込んでいる様だが、

現実は、彼のこだわりに巻き込まれて周囲が迷惑している。


自分目線でしか、見て考える事ができない特性のせいで、周囲との認識・認知のギャップが埋められない。


長音記号1 長音記号1 長音記号1 長音記号1 長音記号1 長音記号1 長音記号1 長音記号1


 

私は彼らとは食事の時間をずらして食べ、

異界の住人は毎日の様に次男と2人で夕食を摂っている。

その時の様子が優越感ニヒヒに浸っているように感じるのは気のせいなのか?

 


今までは、週末の夕食時にしかまともに会話もなかった異界の住人だが、毎日次男と一緒に食べる様になり、一生懸命団欒をかもし出そうと話題を振っている。


大学、アルバイト、自分が買い物に行ったスーパーの混み具合やそこの客の民度の低さ。

新聞やニュースで得た知識自慢・・・。

毎日こんな感じで、そんなに変化がある内容でもないのに同じ話を繰り返している。



初めのうちは次男もいろいろ返事をして盛り上がったりしていたが、同じ様な内容ばかりで次第に返事も少なくなり、今ではサッサと食事を食べて離れてしまうため、あまり会話もなくなっている。



自分にとって都合よく動かない私に、自分のお金が一銭でも流れるのが嫌だった異界の住人。

そして、自分の優位性をアピール(次男に対して自分が生活費を払い、食事を用意してやっている)するために、思わず自分が次男の食事を作ると言ってしまった異界の住人。


仕事だけでなく、夕食などの事も考え買い物をする事の大変さが少しは理解できただろうか?


少しは責任を持って続けることの大変さがわかっただろうか?



いや、人の苦労には思い至らないだろうな。

今現在の自分の苦労ばかり考え、被害者意識でいっぱいになっている事だろう。



異界の住人はため息をつきながら夕食の準備をしている。




えー「はぁ〜ってため息つきながら用意しているよ?」


ニヤ「知らないよ。自分がやるって言ったんだから、僕はちゃんとやってもらうつもりだよ!」



次男にも気遣いされていない異界の住人だった。拍手