あなたの力じゃないのにね | すべて世は事も無し

すべて世は事も無し

私が「うつ」の沼に足を踏み入れそうになった時に思い出した詩の一遍です。
遥か大空の向こうから見下ろせば、些末な事。
大丈夫!自分を取り戻し、前を向こう!!
「すべて世は事も無し」と言える位に・・・。

5月の初日、外出した異界の住人が車を変えて戻って来た。リムジン後ろリムジン前



今まで使っていたのワンボックスの車は元々は私が通勤で毎日使っていた物だったが、彼は普段電車通勤だったにもかかわらず、自分の思った時に自由に使えないのを不満に思って、半ば譲らざるを得ない様な状況にして自分の物にした。ニヤニヤ


注意「毎日乗ってずるい!」と言うニュアンスを毎週末聞かされる。

注意年式の古い過走行車であるのに、一人で毎週末かなりの距離をドライブに行く。

注意「車の調子が悪くなるから、遠出の回数を減らして欲しい」と言えばヘソを曲げる。


そんな状況で、通勤に影響が出ると困る私は泣く泣く自分で安い中古の軽自動車を買い、ワンボックスの車から乗り換えた。


私が軽自動車を使う様になった事で、彼はちゃっかりワンボックスの車は「自分の物だ」と思い込み、以降、自分だけの物の様にそれを乗り回し、自分の物だから自分の好き勝手にしていいと勘違いした様だった。



けれどね、その車・・・。



ホントはお金の事なんか言いたくないんだけれど。

家族だったら、私は何とも思わなかったんだけれど。



その車、私がほとんどお金を出して「家の車」として買ったんだよね?

何で自分の物だと思えるのか訳わからない。

厚かましいにも程があるんだけど?プンプン



それとも、記憶の作り変えで自分が全部お金を出して買った事になってるのか?

車の名義(家の車だから代表者として異界の住人の名前になってる)が彼の名前だから?

自動車税や車検代を彼が払ってたから(私も補填してたんだけど)?



年式が古く、かなり過走行車

   ↓↓

今年5月に車検がある



この状況で車検を通したくなかったんだと思うが、彼から私には相談すらなかった。



車は財産分与対象なので、弁護士に

『勝手に処分や譲渡などしない様に』

と通知書に盛り込んでもらったが、彼の返事は

「4月中には手放す予定です」

との返事があるだけで詳細は何も書かれていなかった。



車を変えようと思っているらしい話は次男から聞き、長男にも確認すると、どうやら1月には考えていた様子。



異界の住人は自分に良い顔をする人間にしか情報を伝えない(それも中途半端な情報だけど)。

私は関係者(車の購入に関与)であるのに、彼に良い顔をしないため彼の中では関係ない人と言う立ち位置になっている様で、報告する必要性は一切ないという事になっているんだろう。




そしてついに車を変えて来たと思ったら。なんと!乗って帰って来た車は亡くなった義父の車。車 ガーン

(あ〜でも何となく、そんな予感もあったかな。義母はほとんどペーパードライバーに近く、もう高齢だから車は荷が重いかなと)


このコロナの中、都知事が「来ないで」と言っていたにもかかわらず、わざわざ東京の実家に越境して取りに行ってたんだね〜えー

偉そうに人を批判しているわりには、自分は特別なんだ?



どういう話で車をもらう方向になったのかは知らないけれど、

他の兄弟を差し置いてもらって来てもいいのはてなマーク

形見分けと言うことなのはてなマーク(えらい高額だね)

もらって来た車はハイブリッド車。キラキラキラキラ

身の丈に合わない車をもらって、さぞ気分が良いだろうね。


そして乗り換えられたワンボックスの車は、近所の買取専門店に引き取られていたのを発見した。(いくらで売ったんだか。弁護士に報告しておこう)



リムジン後ろリムジン前 リムジン後ろリムジン前 リムジン後ろリムジン前 リムジン後ろリムジン前 リムジン後ろリムジン前



思い返せば、彼が今の生活レベルにいるのは、みんな人の善意によるものだ。


彼が結婚前に乗っていた車は知り合いから譲ってもらった物。

結婚した時に乗っていた車は義父のお下がり。

結婚後に買った大きなワンボックスは、私の父からお金を半分借り、私が後で満期になった保険で返した物。

その後のサイズダウンしたワンボックスはほとんど私が払った感じで買った物。


そして今回。またまた義父のお下がりの車。


そして家だって。

私が頭金と繰り上げ返済をしたおかげでこの金額のローンで、返済期間を短縮できたんだよね?





今まで彼は、自分が中心となって大きな物を手に入れた事はない。

手に入れた物のほとんどの部分は他人の尽力のおかげなのに。

みんなが彼に提供しなければ、車も、家もまともに買う事なんてできなかった。


なんてラッキーなめぐり合わせばかりが彼に訪れるのだろう。


本来なら、アパート暮らしでボロい中古の車物に乗っていてもおかしくない人なのに。




彼にはそれが理解できているのだろうか?

それとも「それは勝手にみんながやった事」と、「オレには関係ないし感謝する意味がわからない」と何も考えず、当然の事の様に享受するのだろうか。



人の善意に、喜びや感謝ができる気持ちがある人ならこんなにモヤモヤする事もなかったのに。

善意ばかり吸い取られて後には何も残らない。

彼ばかり得る物があり、こちらは失くす物ばかり。


もう善意を回収しよう。

彼に提供した物はきっちり取り戻そう。

彼には与える価値はないのだから。


さあ、本来の身の丈に戻ればいい。

妄想の中の自分ではなく現実の自分にね。