えっ! | すべて世は事も無し

すべて世は事も無し

私が「うつ」の沼に足を踏み入れそうになった時に思い出した詩の一遍です。
遥か大空の向こうから見下ろせば、些末な事。
大丈夫!自分を取り戻し、前を向こう!!
「すべて世は事も無し」と言える位に・・・。

夕食中に、急に何を思い立ったのか異界の住人が次男に言った。

真顔「自動車免許取りに行けよ。1年生の内に行って来いよ。2年生になったら忙しくて取りに行けなくなるかも知れないから。」
ぼけー「あぁ、うん。そのうちにね。冬休みくらいに行くかも。」
真顔「今は仕事するのにも自動車免許持っていないと困るぞ。
長男も最初は嫌々免許を取りに行ってたけど、結局取って良かったんだ。」

びっくり『えっ?!』
アセアセ『えっ?!』
私と次男は顔を見合わせてしまった。



食事後、異界の住人が自室へ引きこもってから、
えー?「ねぇ、いつ長男が嫌々免許取りに行ったの?」
もぐもぐ「さぁ?嫌々と言うよりも、早く免許取りたがってたよねぇ?」
しょんぼり「嫌々免許取るヤツが、わざわざマニュアルなんかで免許取ろうとする訳無いじゃん!」
もぐもぐ「だよね。長男はとっとと免許取りたかったんだよ。
それで、早く自分で運転してあちこち出かけたかったの。
自動車学校が歩いていける位の所にあるにもかかわらず、大学生協の割引で安くなる離れた自動車学校に行かなくちゃいけなかったから面倒臭がっていただけだよ。」
ねー「だよねぇ。長男が免許取るの嫌がってたなんて言うからビックリしちゃった。」


宇宙人宇宙人宇宙人宇宙人宇宙人宇宙人宇宙人宇宙人


異界の住人は、こんな事でさえ認識のズレがある。
誰がどう見ても、長男は免許を取るのを嫌がっているどころか、さっさと取りたがっていた。

長男の性格から言って、自分の行動範囲を広げるためにはズンズン突き進みたがるのはわかっているはずだ。車DASH!


一体、長男の何を見ていたのだろう?


自動車学校の話も、長男から少しは聞いていたはずでしょう?
長男は嬉しそうに、楽しそうに話していたじゃない?


何がどうなったら嫌々行っていた事になるんだろう?
長男の様子を、どうしたらそんなふうに歪めて捉える事ができるんだろう?



事実と違う事を、さも本当であるかの様に記憶のすり替えをして、それを当然のごとく次男に話し同意を求める。
さすがに次男もおかしい事に気付いたようだが、面倒なので反論せず無視している。


異界の住人は、眼に入った事、耳に入った事が頭の中ですりかわり、全く別の意味を持つ物に変わってしまうのか、
それとも人の心の定義が、私達の定義とちがうのか。
または、思っている事・感じた事が口から出るタイミングで違う言葉になっているのか・・・。


いずれにしても、私達とズレた認識であるのは間違いない。
こんなにわかりやすい場面でさえ・・・。