異界の住人とお金② | すべて世は事も無し

すべて世は事も無し

私が「うつ」の沼に足を踏み入れそうになった時に思い出した詩の一遍です。
遥か大空の向こうから見下ろせば、些末な事。
大丈夫!自分を取り戻し、前を向こう!!
「すべて世は事も無し」と言える位に・・・。

生活費の通帳を異界の住人に奪われ、管理は彼が行う事になって・・・。

 

毎日の買い物レシートを貯めて請求し、チェックを受ける。そのたびに「は~」とかため息をつかれ、やれやれと言う様に首を振られ・・・。

そんな生活を強いられていた。

 

なるべく異界の住人のたわ言はスルーしていたが、

昨日、レシートチェックしながらおもむろに

「受験の費用はあんの?」

「??生活費はそっちが管理しているんでしょう?」

「受験費用はどうすんの!」

「入学金用はあるけど。受験費用はそっちで考えてるんじゃないの?そっちが生活費持ってるのに、なんでこっちに振るの?」

「入学金用のお金で受験できんの?こっちはお金ないんだ。給料ほとんどないんだよ!君!いくら持ってんの!」

「私の給料からも生活費で出してるじゃない。ほとんど残ってないでしょ。」

「君がいくらもらってるか知らないから。いくらあんの!?」

執拗に私お金を探ろうとする。

ここで、私が「他に○○円ならある」とか言ったら、異界の住人はそのお金を当てにするに決まってる。

 

「前にも何回も言ったでしょ?上の子の時にたくさん受験させるとお金なくなるって。人の話全く聞かなかったじゃない。」

「受けさせなくてどうすんだ。」

「どういう計画を持って、大学受験をさせようと考えてたの?

自分の給料から逆算すれば、どれ位のお金がかかるのかわかっているでしょう?」

「オレだってお金ないんだ!どうすんだ!」

「私にせいなの?」

「オレのせいなのか!!!」

   ↑

『そうだよ。アンタのせいでしょ。給料少ないんだから。

一人暮らし出来るくらいは稼いでいるつもりなのに、生活費にほとんど出さなくてはいけなくて、残らないんだよ。』

 

理想と現実がわからない。

現実を見ず、未来の事も考えられない。

いくら子供達が望んでも、いくら親としてそれを叶えてやりたいと思っても・・・。

先立つ物がなければ。

それを叶えてあげられる程の力量が無ければ・・・。


お金の算段も無いのに、子供達には大学大学と調子に乗って勧め、良い顔をして。

決して「お金が無いから大変だ」と言う様な自分のイメージが悪くなる事は言わない。

そういう嫌な役回りは私ばかり。

 

能面の様な顔に青筋を立てて、「お金お金」と迫って来る。

子供の事を全面に出して脅迫めいた発言をして来る。

 

これはお金についての話し合いではない。

自分のお金が少なくなっている事にパニックを起こし、私に八つ当たりをして来ている。


子供を盾にとって脅迫すれば、私がどこかからお金を出して来ると思ってるのだろう。

今まで、満期の保険を提供して来てしまってたから。

でも、いつまでもそんな物があるわけ無い。

私は<打出の小槌>ではない。


話しにならず、言葉は平行線で噛み合わない。

エネルギーの無駄なので、私はそのままその場から立ち去った。


久しぶりに長い会話をしなくてはならず、気分が悪くなった。