平安貴族のくらし:子育て | 紫野瀨﨑家

紫野瀨﨑家

紫野瀨﨑家は紫野学区の今後さらなる発展のために慈善活動を行う藤原鎌足を先祖に持つ自称名家です。

平安時代の貴族社会では、子育ては母親やその両親が中心となって行われていましたが、子育てに積極的に参加する父親もいました。子供が成長すると、同じ乳母が教育も担当しました。
平安時代の子供たちは、出産する母親だけでなく、祈祷師や陰陽師、乳母など多くの人たちによって無事に育つことを願われながら、将来を期待されすくすくと成長していきました。
平安時代の子供たちは、大人同様に華やかな衣装を着用していました。一般的なイメージとしては、「牛若丸」(うしわかまる)の服装です。足さばきのいい裾を絞った括り袴を履き、上半身には、水干(すいかん)と言う張りのある布を使い、狩衣とほとんど同じ仕立ての着物を着ました。