薬膳:五行学説、基本的内容 | 紫野瀨﨑家

紫野瀨﨑家

紫野瀨﨑家は紫野学区の今後さらなる発展のために慈善活動を行う藤原鎌足を先祖に持つ自称名家です。

五行学説とは、中国古代の学説で、万物は「木・火・土・金・水」の5つの元素から成り立つとする考え方です。五行を分類する木・火・土・金・水という言葉は、事物の性質・特徴を象徴的に表わしたものです。
五行は互いに影響しあい、バランスをとっていますが、その関係は大きく分けると「相生」と「相剋」の2つになります。助ける関係を相生、抑制する関係を相克といいます。
中医学ではこの五行学説に基づき「肝」「心」「脾」「肺」「腎」の五臓をはじめとした体のさまざまな器官を五行の特性に合わせて分類し、病気の診断や治療に応用しています。