アーケードスティックのお話・その52 ファイティングスティックαと三和電子 | ONCE IN A LIFETIME

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フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

三和電子の新レバーであるJLXをいくつかのアケコンにセットしたので、余った旧JLFをファイティングスティックα for Xboxにつけてみた。RAP V HAYABUSA 2017以来、レバーの音が非常に響く事がHORIの最大の弱点であったのだが、こちらはそれなりに静穏性を高めているガワの作りとなっているため、RAPに比べるとかなり音が抑えられている。



もちろん、旧PantheraやObsidian2レベルにまでは及ばないものの、それでも以前のRAPよりかは遥かにマシであり、操作感覚もかなり心地が良い。実は、同じ型のPS5版に換装した際はそこまでの感動は覚えなかったので、レバーの個体差ももしかしたらあるのかも知れないが、これなら十分実用に耐える感じである。

 

ついでにボタンも三和電子のノーマルに交換したのであるが、こちらの音も旧RAPやVictrixよりも遥かに静かである。これはかなり練られてつくられたんだな、と思わざるを得ないが、素材はあくまでプラスティックであるので、プレイ中に天板がたわむのがかなり気にはなる。このあたりの剛性は、さすがにObsidian2やVictrixにはかなわない感じである。また、その素材から高級感にかけるのも確かであり、所有欲はあまり満たされないのかも知れない。

 


それでも、今なお貴重なXSXS用のアケコンでもあるし、またボタンもWindowsのデフォルト使用でもあるので、Steamにも合う事とだろう。まあ、こちらは大抵のPSアケコンも使用可能なので、PCのために買う人もあまり居ないかも知れないが。