これまで3年近くノートはMacBook Airのみを使用していたのだけれども、やっぱり互換性や使いやすさを考慮した場合はWindowsの方が便利だなと思い、ちょうど楽天でセールをやっていた事もあってタイトルの機種を購入した。機種の名称からしても分かるよう、明らかにMacBookを意識している作り、悪く言えばパチモノなのであるが、それだけにMacBookユーザーとしては違和感の少ない作りになっているので、という訳でこのシリーズが出て以来ノートはHuaweiばかりである。
何故ゲーミングノートPCでないと言えば、最大の理由はPB電源でなければならないという事。以前使用していたLenovoのPCは巨大なACアダプター付きだったのだけれども、MacBookのPB電源の気軽さに慣れてしまったら、さすがに専用のACアダプターを使用する気にはとてもなれないものだ。そして、もちろん自分は海外旅行の事も考慮しているので、そうなると余計にPB電源一択となってしまう。
当然、その代償として重いゲームは出来ないけれども、それ以前に自分はノートPCでゲームはする気にはなれない。いくらノートPCの性能が向上しているとは言っても、やはり総合的な性能や、拡張性を考えたらやはりゲームはデスクトップ一択だ。ガレリアを購入して、すぐにSATA SSDやメモリの増設をしたものだから尚更である。そして、ゲーミングノートは寿命が短い、というのもある。という訳で、私はゲーム性能はノートには一切求めてはいないのである。
そんな理由もあり、久々にWindowsノートを購入した。在庫処分なのか、元々定価19万ほどのD16が、半額以下で売られていたので、これはかなりいい買い物をしたものである。正直、実際に触った感覚としては、16インチの割にはほぼフルHDであるし、この点に関しては以前使用していた14よりも下である。まあ、16インチであればフルHDでも十分だし、また予想に反してノングレアでもあったので、この点に関してはとても満足した。
MacBookや、以前使用していたMateBookの14などはグレア液晶だったので、こうして文章を書いているだけで目が疲れて仕方がなかったものである。確かに見た目は奇麗だし、動画や写真を見るには最高なのであるが、現在はゲーミングを含めてモニターはほぼノングレアが常識である事からも、実用性を考えたらやはりノングレアなのである。なので、この点に関してはMacBookよりも明らかに上だ。
また、MateBookの売りのひとつにポップアップカメラがあった。これだと確かにベゼルを最大限に細く出来るし、見た目もよくなる。しかし、確かに面白いギミックでこそあるものの、いかんせん角度があまりにも悪く、下から見上げるようなアングルとなってしまうので、非常に絵面が悪くなってしまうのだ。この点に関して私は非常に不満があったのだが、このD16だけは正面からのアングルであるため、これも購入の決め手のひとつとなった。しかも、1080pなので映りもよい。オンラインレッスンにも最高である。
そして、MacBook AirはUSB-Cのみ、しかも2つだけさらにひとつは電源で埋まるので、まともに使うにはハブ必須であったのだが、こちらはAとCがそれぞれ2つずつなのでとても便利だ。さらにHDMI端子まで付いているのでこの上なし。指紋認証も問題ないし、今の所とても使い勝手が良く感じている。贅沢を言えば、もう少しシルバーよりのカラーが良かったのであるが、これ一択なのでそれはまあ仕方がない。
19万円という価格に見合ってない出来、という事で一部では酷評されたものの、公式でも半額未満で買える今となっては大変お買い得であるかと思う。Huaweiと言えばなかなか使う事に抵抗のある人も多いかも知れないが、性能やコスパは間違いないので、そこにさえ拘りさえしなければかなりおすすめだ。