PS2版グラディウスIII遅延計測 | ONCE IN A LIFETIME

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フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

コントローラーがまだ専用端子、かつモニターがまだブラウン管のみだった時代は遅延は皆無に等しく、少なくともそれで騒がれたゲームはほとんど記憶にない。それを家庭用で初めて体感したのは、ドリームキャストでコンバーターを使用してPS用のアケコンを使用した時であったかと思う。

 

この時はガンバード2をプレイした時に気付いたのだが、シューティングは最も遅延を体感しやすいジャンルと言う事である。そしてその次のゲームが、タイトルにもあるようにPS2版のグラディウスIIIだった。

 

10年の時を超えての待望の移植であり、その出来も当時のブラウン管に合わせたスコアの画面配置以外はほぼアーケード版そのままと言う素晴らしい出来だった。遅延がなければ、である。そう、何を隠そうPS2版には擁護出来ないレベルの遅延が存在しており、発売と同時にグラディウスファンが集う掲示板において物議を醸したのである。

 

私が購入したのはしばらく経ってからであったが、確かに明確な遅延が存在していた。グラディウスIVは皆無だったので、明らかにこれはグラIII固有の問題だったのである。当時はまだPentiumIIIがメインの時代であり、ハイエンドPCにおいて1GHzを超えるかと言うものであったが、それでもアーケードゲームのエミュレータは存在していた。

 

本当の理由は不明であるが、と言う訳で以前の移植と比べても非常にアーケードに近かった事から、このグラIIIはエミュベースの移植であったのだろうと思われる。つうかそれ以外に思い浮かぶ理由がないのであるが、ドット単位の動きが要求されるこのゲームにおいて遅延は致命的である。と言う訳で、実に20年もの時を超えて、この度ブラウン管テレビを使用して遅延を計測してみた。

 

ブラウン管なので非常に目に負担がかかり、正確性という点では若干劣るかも知れないが、大体6フレーム弱、5.8ほどという結果だった。プレイに影響が出るのは5フレーム以上からなので、まあ妥当と言った所なのだが、つまりはアプデ以降のSwitch版よりも遅延が大きかった訳である。

 

 

 

 

 

 

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