入力遅延計測について語る・その3 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

前々回の数値をエクセルでさらに具体的に数値化してみたので、その結果がこれである。

 

ストリートファイターアニコレ Xbox 108.3 16.67 6.49670066
ファイナルファイト Xbox 83.7 16.67 5.020995801
ファイティングコレクション Xbox 41.7 16.67 2.5014997
ファイティングコレクション PS4 87.5 16.67 5.24895021
ストリートファイターV on PS5 75.4 16.67 4.523095381
ダライアス外伝 PS4 33.3 16.67 1.99760048
ケツイ PS4 37.5 16.67 2.24955009
雷電IV PS4 37.5 16.67 2.24955009
沙羅曼蛇 PS4 on PS5 79.2 16.67 4.75104979
ゼビウス PS4 95.8 16.67 5.74685063
戦国エース PS4 75 16.67 4.49910018
斑鳩 PS4 45.8 16.67 2.74745051
沙羅曼蛇 PS4 75.4 16.67 4.523095381
グラディウス Switch 79.6 16.67 4.775044991
沙羅曼蛇 Switch 95.8 16.67 5.74685063
モンスターランド Switch 92.1 16.67 5.524895021

 

まず改めて目に付くのは、M2関係の移植の素晴らしさである。例えば、今回は計測していないものの、当時Switch版のみ発売していた「ダライアスコズミックコレクション」のダライアス外伝などは、ゲーミングモニターでも若干の遅延を感じていた。本当に若干なので、ゲームに支障があるレベルではないものの、遅延に敏感な私などはすぐに違和感に気づいたものだ。

 
それが、その後リリースされたPS4版ではまるで感じられず、ほぼ実機のような快適さだった。それは表にもあるケツイをプレイしていても感じた事であったが、やはり結果はご覧の通りで2フレーム台という脅威的な速さである。もちろん、今回計測していない他のゲームも極めて速く、例外的にバトルガレッガなどは遅延が生じているが、こちらは基板の時点で存在するのでそのままのはずである。
 
アケアカのゼビウスはSwitch版が先行発売されたが、おそらく10フレーム近くあるのではないかというとんでもない遅延だった。なので、その後発売されたPS4版は非常に快適に感じたものであるが、実際はこれである。それでもゲーム性と自機の遅さからあまり問題にはなってはいないが、十分遅延を体感出来るレベルなのである。