アーケードスティックのお話・その42 ファイティングスティックαと三和電子 | ONCE IN A LIFETIME

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フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

タイトルのよう、6月に購入したファイティングスティックαを三和電子に換装してみた。別にデフォルトのままでも良かったとは言ったものの、昨年購入したGGXバージョンもあるし、また同じ三和電子でないと他のアケコンと同等に評価が出来ないとも思ったので、久々に秋葉原に行った事もあって換装してみた。



内部の狭さと厚みのある構造により、旧パンテラ並に静音効果があるとなされてきたガワであるが、正直レバーに関しては思ったほどでもなかった。静音性が高くなるほど、マイクロスイッチのカチカチ音が静かになるというのが特徴であるが、これが結構聞こえるのだ。最もそれがナチュラルに聞こえるのが、意外にも5万円アケコンとして有名なBrookのものであるが、個人的にはその次ぐらいに位置するかと思う。

 

ただ、それでも以前のRAPのような感覚とは異なり、レバーを動かした際の感覚はかなり良好である。ファイティングエッジ刃を換装した時よりも心地が良いので、そう言う意味ではわざわざ換装した甲斐はあったかと思う。ただ、私が思う限り、レバー感覚のみを考えた場合のHORI最高のガワは、今なお旧RAPだとは思う。



ボタン部分に関しては、明らかにRAPよりも静音性が高く、他のフラッグシップと比べてもいい感じだ。今回、初めてスナップアウトを使用してボタンを外したのだが、一部構造的に入らない場所があるため、それだけは今まで通り外す必要がある。そして、内部には旧パンテラのようにボタン配置図も描かれているため、一気にボタンを全部外しても迷う事はない。

 

なので、個人的には乾燥した甲斐はあったとは言えた。他のメインアケコンは全て三和電子なので、わざわざ換装する事もないとは思ったのであるが、それだとやはりこのアケコンを使う事は皆無となってしまうため、少しでも活かしたいと思って換装に踏み切ったのであるが、結果的にはそれが正しかったと言える。全てプラスチックという安っぽさはあるものの、それでもこれまでのHORIの弱点を全て解決したかのようなガワは非常に使いやすいとは思うので、これからもガンガン使っていきたいものである。