カプコンファイティングコレクション | ONCE IN A LIFETIME

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フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

昨日24日、ようやく待望の「カプコンファイティングコレクション」が発売されたので、当然PS4版を購入。インターフェースは「カプコンベルトアクションコレクション」を踏襲、オプションも充実しておりその辺りの抜かりのなさはさすがカプコンである。

 

収録ゲームに関しては今更語るまでもないが、個人的な一番の目当てはやはり「ハイパーストリートファイターII」である。何故かアニバーサリーコレクションには収録されなかったこのタイトルであるが、実は個人的にかなりのお気に入りタイトルであり、これをプレイするためだけにPS2版を引っ張り出したり、さらには北米初代Xbox版までメルカリで買ってしまったほどである。

 

後者はXbox360互換なので、当然HDMIでプレイ可能、かつ入力遅延も皆無に等しいのであるが、さすがに元がSD画質なだけに、HDMIでプレイすると画面の粗が目立ってしまうのが難点である。という訳で、ようやく現行ハードでプレイ出来るようになったのは大変な喜びなのであるが、やはり一番気になる点と言えば入力遅延である。

 

アニコレでは、いずれの機種もほぼ同等レベルで入力遅延が発生していたので、どうにも違和感が拭えなかったのであるが、正直このPS4版カプコレも同等の遅延を感じてしまった。まあこれは仕方ないな、と思っていたのであるが、私が毎回参考にさせてもらっている@kimagreGamingさんの検証によると、なんとPS4版はSwitch版よりも遅延が大きく、そしてXboxOne版がコンソールでは最も小さいアーケード版と同等の3フレーム前後という事が判明したのだ。

 

実際はSteam版はそれよりさらに少なく、ほぼ0フレームという結果が出たのであるが、個人的にゲーミングPCはあれど基本コンソール優先でプレイしているので、つまりはXbox版が最強という事なのである。実際、私の体感であるが、3フレームまでならほぼ遅延は感じず、4フレーム以上で体感できるレベル、そして5フレーム以上でプレイに支障、と言った感覚である。

 

という訳で、その結果を見た私は早速XboxOne版をDL購入したのであるが、初見で明らかにPS4版よりも遅延が少ないと感じ、非常に快適にプレイ出来たものである。さすがにブラウン管時代の移植には及ばないレベルとは言え、それでも3フレーム以内であれば十分すぎるほどのレベルだ。

 

そういう訳で、この「カプコレ」に関してはXbox版がメインになる事は間違いないのであるが、マルチタイトルはほとんどPS4版を優先してきた私にとって、Xbox版がメインとなるのは久々である。かつて、前世代時はPS3の遅延問題により、ストIVなどはXbox360版がメインとなり、かのウメハラ氏もデモでXbox360版のアケコンを使用しているのが確認出来ていたのであるが、おそらくそれ以来、と言った感じである。

 

ただ、残念な事ではあるが、XSXSシリーズが比較的好調とは言え、やはり今でも日本ではSwitchがダントツ、それにPSが続くという感じであり、Xboxの普及率は前者には全く及ばない。さらに、Xboxは致命的なほどにアケコンが不足しているというのもある。私はUFBアケコンを複数所有しているので、それに対する心配は全くないのであるが、余程のマニアでもない限り普通は手を出さない代物なのである。

 

一応、昨年ファイティングスティックαがPS4版よりも先行して発売されたのであるが、やはり普及率の問題もあるせいか、日本では初回版でほぼ終了、現在では国内で新品を購入するのはほぼ不可能に近い。一応、BrookのWingmanコンバーターを使えば他機種のアケコンを使いまわせるし、遅延も以前のものと比べると遥かに少ないのであるが、拘る人はやはり専用アケコンに拘るだろう。

 

そういう訳で、残る選択肢はSwitchかSteamとなるのであるが、日本ではまだPCでプレイしている人はさほど多くはないと言う。となると、多くの人はSwitch版という事になるのであろう。4フレームほどという事であるらしいが、SwitchではUFBよりもRAPVの方が遅延が少ないと言われており、実際私も体感でそんな感じなので、という訳でRAPVを使えばもしかしたらXbox版と同等になるのかも知れない。所有していないので確信は持てないが、それでもPS4版よりかは1フレームの差があるという事なので、という訳で多くの人はSwitch版、という事になるのだろう。