ドラクエVII以降はさほどゲームはプレイしておらず、覚えていると言えば運良く購入出来た「キャプテンコマンドー」ぐらいだった。これは発売当時ヨドバシカメラで見た記憶があるのだが、今更キャプコマという事もあってスルーしてしまった。その後すぐに入手困難となってしまい、後悔もあったのであるが運良く近所のブックオフで買う事が出来た。
確か三角跳びかバックジャンプにバグがあり、そしてアレンジBGMが微妙という欠点もあったのであるが、全体的な移植度は非常に高く、ほとんどエミュレーターと言っても過言ではないほどアーケード版に近い移植であった。ゲーセンでプレイしていた時は3面が限界であったのだが、この頃になるとさすがにゲームも上手くなっていたため、ワンコインで8面ぐらいまでは行けたかとは思う。一時期は非常に熱中したゲームだった。
翌年、ようやくPS2を購入した私は、しばらくグラディウスIIIばかりプレイしていったものだ。PS2のゲームなのでここでは多くは語らないが、人生の中で最も思い出深いゲームがほぼ完全移植というレベルでプレイ出来るという事実にひたすら感動したものである。
そして、当時はPS2で不具合が起こるゲーム一覧が発表されたのであるが、あいにく私のソフトも何本が含まれており、しかもグラディウスIIやゼビウスという超重要ゲームが含まれていた。という訳で、まだまだ初代PS本体は現役で稼働していたのである。2001年3月には、あの「2ちゃんねる」のゼビウススレッドになんと遠藤雅伸氏が降臨。それをきっかけに、NM2版のゼビウスを、別のテレビを縦画面にしてプレイしていき、ようやくゼビウスの魅力に取り憑かれた私は1000万点を達成した。
そして、9月には突如としてPS版ドラクエIVが発表。正直買うかどうか迷ったのだが、ヨドバシでそのデモを見た時にたまらず買ってしまった。正直VIIは微妙だったが、IVは対照的に大変面白く、当然詰まる所はなかったとは言え最後まで夢中になれたものである。翌年以降はさすがにPS2中心となったため、以降買ったゲームと言えば中古がほとんどだった。
その頃印象深かったゲームと言えば、「R-TYPEI・II」が挙げられる。発売当時は何故か入手困難であり、ほとんど見かける事もなかったのであるが、2001年の秋に厚木のハードオフで発見する事が出来た。解像度の違いこそあれ、移植度は非常に高く、Xbox360版が発売されるまでは最高の出来だったかと思う。これもかなりハマる事となり、6、7面で非常に苦戦しつつも初めてのワンコインクリアを達成する事が出来た。