以前、Switch用のアケコンはUFBがベスト、と触れたが、改めてここではHORIのリアルアーケードProも捨てがたい、と言うか今でも最有力のアケコンである事を説明していこうと思う。実は、昨年UFBアケコンが充実し、かつアケコン自体が飽和状態となってしまった事、かつPCエンジンminiを手放した事などが重なって、ハードと同時に購入したRAPforSwitchをメルカリで売却してしまったのだ。
もちろん、UFBの存在がありきであったが、他にも非ライセンス品ながらSwitch対応のアケコンは所有していた事も大きかった。具体的には新生マッドキャッツのEGOや、TE2のガワを流用した中華メーカーのPXNなのである。前者はボタンを押しながらコードを挿さなければならず、さらにABボタンが逆転してしまい使い勝手としてはいまひとつであったが、後者はそのまま直に反応してくれるので、前者よりかは使いやすかった。しかし、なんとなくであるが遅延が起こっているような感じもあったため、次第に使わなくなっていった。
BrookのWingmanコンバーターもあり、こちらはVictrixも含めほとんどのアケコンが対応していた万能製品だったが、RAPVXSAなどを接続しても遅延を感じたので、やはり直差しの方が使いやすく今ではほとんど使用していない。という訳で、最終的にSwitchに関してもUFBがベストという結論に落ち着いた。ネットによるとRAPが最も遅延が少ないという意見もあったのではあるが、すでに手放した後であったため確認は出来なかった。また、一応サイバーガジェットや、海外製品である8Bitdoのアケコンなども存在はしていたが、さすがに買う気にはならなかったので検証はしていない。
まあ、PS4メインの私としてはSwitchの稼働率は高くはなかったため、そこまで問題にはならなかった。しかし、ここ最近PCエンジンminiの値下がりが甚だしく、5564円ほどになった時、これは買わないともったいないかな、と思ってしまい再度購入してしまった。そして、このPCEミニに対応しているコントローラーは基本HORIのコントローラーのみとされている。一応、コロンバスサークルのPCE用コンバーターや、前述のアケコンも対応しているとの事であるが、やはり最もポピュラーなのはHORIである。
そして、このPCEミニはシューティングが多い、イコールアケコンが必須なゲームが多いと言う事である。しかも、ソフト連射が搭載されていないにも関わらず、白エンジンの純正コンは実機にならい連射装置が付いてないのである。これではスーパーダライアスなどはまるでゲームにならない。つまり、必然的に連射装置が必要なアケコンが必要と言う事になる。
PCEミニは基本エミュレータという事もあって、実機に比べて遅延がある。去年の購入当時とは異なり、ゲーミングモニター使用を大前提としているとは言え、さすがに内部の遅延だけはそれだけでは解消は出来ない。つまり、シューティングをプレイするには致命的な状況とも言えるので、わざわざアケコンを買い直す事もない、と思ったのだが、まあやはりないと宝の持ち腐れだし、Switch用RAPを売ったのも若干後悔もしていたので、改めてアケコンも買い直す事にしていったのだ。