最近、日本でもそれなりにFACEBOOKの認知度が高まってきて、
周りなどでもこっそり始めている人も多いんだけど、
それでもいきなり他のSNS並みに普及する、なんて事はないと思うんだな。
現時点で自分のフレンドは225人、
そのうち身内を除く日本人はたった27人、
そしてその大半は留学先で知り合って、
つまりは英語を理解出来る連中な訳なんだけども、
その彼ら彼女らでさえ使用頻度の高いのはせいぜい3~4人。
単に見てるだけなのかも知れないし、
「アップしてない=使っていない」とは言い切れないのだけども、
やはり彼ら彼女らの文章がWallにない限り、
使っている、と言う印象の薄さはぬぐえないものだ。
フェイスブックの最大の魅力は、
やはり何千キロも離れた異国の友人と、
文字通り「国境を越えて」交流を図れる事に尽きると思う。
自分がネットを始めた頃、
ちょくちょく好きなゲームサイトの掲示板で、
日本中のファンと交流出来る事にえらい感動を覚えたものだけども、
これが今では世界規模で可能になっているのだから、
俺がFBで覚えた感動は前者以上のものだった。
しかし、国が違う、と言う事は、
お互いの母語も異なると言う訳なのだから、
そういう意味でFBでの公用語も必然的に「英語」になる。
もちろんさらに普及が進めば、
日本人だけで楽しむ事も十分可能になるとは思うんだけども、
やはり国境を越えての交流を楽しめないのでは、
FBの本当の魅力に気付く事はないと思うし、
とりあえず「登録してみました」だけの人があまりにも多い事も考えると、
twitterのように普及するのは難しい、と言うか無理なんじゃないか、と思うんだよね。
最初に登録した時点で、
頻繁に更新する友人でも居れば、
すぐにシステムの素晴らしさと面白さにハマって行く、と思うんですけども、
日本人同士の場合にありがちな全員初心者同士からだったらそれもないと思うしね、
だからホントFBの魅力に気付かないまま、
登録してそれっきり、って言う人はホント多いよね。
まあPCの世界なんかでも、
世界では80年代からIBM-PC互換機だったのに、
日本では日本語入力がネックになっていた事もあり、
各社が独自規格でのPCを発売していたり、
今では「ガラケー」なんて言葉もあるぐらいだから、
やっぱり元々日本ってそんな感じだったんですよね。
ま、結局行き着く所は「英語」なんですけどね。
日本語ネイティブの人間は、
欧州人のように容易に英語をマスター出来ないのは証明されているし、
そもそも日本に生きる上では全く英語なんて必要ないしね、
出来ないのはもう仕方がないと思うんだけども、
それによって色々な可能性を妨げられている、と言うのも同時に実感してしまうんだよね。