回想24・週末 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

翌日の金曜日でMちゃんが最後の授業を迎えたんだけども、
最初の2日は関わる事がなかったので、
まともに話せたのは3日ぐらいだった。

その割には、3日目ぐらいの食事をきっかけとして、
割とすぐに仲良くなれた感じだったし、
1週間でおさらば、と言うのはちょっと残念な感じにも思えた。

なんで、その日も皆で飲みに行く事になったんだけども、
その時はマネージャーも交え、
少人数でおごそかな感じでやっていたんだけども、
体調が悪かったのを無理していったため、
案の定すぐにダウンしてしまい、途中で部屋に帰ってしまった。

翌日には回復し、
出発するのを部屋で待っていたんだけども、
他の連中は酔いつぶれていたみたいで、
結局俺と年配の女性の二人だけで見送る事になってしまった。

そして、昼食後はポールの見送りと相成ったんだけども、
この辺りは当日の日記にかなり詳しく書いてあるとおり、
俺的には非常に寂しくも後悔しまくり、そんな感じだったと思う。

もちろんこの時はセブに残る事なんて知らなかったし、
その後の未来とかも知る由もなかったから、
正直本気でこのまま韓国に行きたい、とすら思ってしまったものだった。

午後は暇だったので、
ガイサノ・カントリーモールでも行ってみようか、と思い立ったんだけども、
途中で元クラスメイトのジェームスに会い、
ジプニーで行かないか、と誘われたので乗る事になった。

運転席の隣に座る事になったんたけども、
とにかく振動と排気ガスが酷く、
渋滞していた事もありその間しんどくて仕方がなかった。

当然料金もそれなりで、わずか14円程度だったんだけども、
こんな苦しい思いをするのであれば、
タクシーの方が全然マシだな、とすら思えたものだ。

着いてからはとにかく一人で見て回りたかったし、
特に買いたいものも決めていなかったので、
それを彼に伝えて一人で周り、勝手にタクシーで帰った。

この日は午後から曇りがちになり、
なんか俺の感情をそのまま表しているような感じになっていったし、
終日気分が盛り上がらない、そんな1日だったように思えます。