回想10・初めての授業 その1 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

レベルテストの結果と同時に時間割ももらい、
いよいよ2日目から初めての授業を迎える事になった。

授業の構成は、
午前中が順にリーディング、グラマーグループクラス、
グラマー、そしてリスニングとぎっしり埋まっており、
俺の記念すべき初の授業はリーディングからとなった。

最初の先生はShirleyと言って、
とても発音し辛い名前の25歳前後の女性の教師だった。

英語教師の大半は女性で、
それは男にとっては素敵な環境であるとは言えるんだけども、
オンラインレッスンでも大分質に差があったものだから、
やっぱり最初、って言うのは不安もあった。

でも実際に会ってみると、
とても打ち解けやすく話しやすく、
英語の発音も綺麗だったので、
前述の不安は杞憂に終わった、と言って良かった。

授業の内容はさすがに覚えてはいないんだけども、
教科書の内容、レベルも俺に合ったものであったと思うし、
俺にとってはとても満足のいくものだった。

2時間目はCherryと言う主婦の先生のグループクラス。

ネイティブ以外は4人までが基本であり、
このクラスも自分を含めて4人、
後の生徒は全員韓国人だけだった。

もちろん俺の英語は皆が聞く訳だし、
先生も容赦なく「質問=話す機会」を設けてくるから、
当然マンツーマンよりも遥かに不安も大きかったし、緊張もしたものだ。

しかし、そこはさすがにEF、
全ての生徒がほぼ同じレベルでまとめられているので、
そういう意味でのあせり、不安などは、徐々になくなっていったものです。

ただ、コリアンがかたまると、
分からない質問をすぐに韓国語でお互いに相談しあうんだよね。

その間は当然俺と先生は、
黙って理解不可能な言葉を聴き続けなければならないのだから、
それは正直苦痛だった。

因みに生徒の内訳は、
自分とコリアンのおばあさん、
俺より年上であろう男性、
そしてGraceと言うスタイル抜群の美人コリアンの4人だった。

当然俺としては、
Graceと仲良くなりたかったんだけども、
話す機会はほとんどなく、
クラス以外でのそういう機会もほとんど持てなかった。

だからEFを離れてからしばらくも、
それはちょっと後悔のひとつだったんだけども、
少し後になってFACEBOOKで彼女の画像を発見したので、
早速フレンド送信をした所Confirmしてもらい、フレンドになれました。

まあ、あまり彼女自身更新はしないみたいなんだけども、
そこで彼女の実年齢を知った時は、さすがに驚いたね。
だってずっと20台前半に見えたものだから…。

ちょっと話はずれましたけども、
授業の内容はまだまだ難しかったとは言え、
先生の教え方も完璧で、
俺的には非常にためになるものであったし、
またGraceと会える、と言う楽しみもあったから、
俺的にはこれも良かったな、と思えるクラスのひとつとなりました。