回想2・学校探し | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

ひとまず早くて5月、遅くとも6月には出発と言う、
大まかなプランを決めたので、
4月中旬までには決めれるようしらみつぶしに学校を調べていった。

第2候補としてはイロイロシティにある学校が、
施設もカリキュラムも良さげな感じだったんだけども、
こちらもあいにくネットでの評判はほとんど見当たらず、
代理店も1店だけで某ブログにも情報皆無、
さらに国内線のチケットが必要と、
海外初の俺にとっては敷居が高すぎたためこちらも断念した。

そうこうしている間にあっという間に4月、
中旬を前にした所であらゆる代理店に見積もりを送り、
この辺りで候補を3,4つぐらいに絞っていった。

その中からさらに絞り、
カリキュラム的にも予算的にもちょうど良いぐらいの、
SMEとLIFE CEBUの2校に絞りつつあり、
さらに1日の勉強時間の密度を考慮して、
ほぼ前者に決めかけていた。

しかし、同じ代理店において、
韓国人気No.1であるものの、
他では費用が高めなリゾート型学校が、
そこでは格安で申し込める事に気付き、
それまで頭になかったF校が一気に第1候補に浮上してきた。

正規授業が最大6時間のみ、
さらに繁華街にも遠く買い物には若干不便、と言うデメリットはあったものの、
初の海外でSMEのように11時間耐えられるか不安もあったし、
何よりその価格は非常に魅力的なものだった。

結局両方見積もってもらったんだけども、
4月中旬からではSMEが6月14日、
F校はそれより2週間遅い28日から、
一人部屋の入寮が可能、との事だった。

なるべく早く行きたかったし、
前者もそれなりにリーズナブルな部類だったから、
一時は前者に決めかけた。

しかし前述のよう、
早朝・夜間は自由参加とは言え、
それでも1日8時間以上の授業、
毎週末は実力テスト、そして200人以上もの韓国人の環境に、
果たして耐えられるのか、と言う不安がやはり巻き起こり、
土壇場の所でF校にした。

もしこの決断がまた異なるものであれば、
その後の出会い、経験も全く違ったものになっていっただろうし、
そういう意味でもこの時の選択、と言うのは、
人生において最も大きな分岐点のひとつだったのでは、とすら思えます。

そしてすぐに海外直接送金での支払いを済ませ、
それまで「俺は本当に留学するのか?」と言う疑問から、
本当に現実の問題として実現する運びになっていったのです。

しかし当然この時点でまだ何の準備も出来ておらず、
これから2ヶ月かけてそれらを整えて行く事になりました。