共通語とは | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

今日の朝に色々調べていたら、
「英語を母語としている人はほとんど他の言語を話せない」って言う
識者のコメントを見付けたんだよね。

それ読んで思ったんだけど、
逆に英語を母語としない人々、
特に言語間の距離が離れていると言われる
我々なんかは本当に大変な思いをして勉強している訳ですよね。

しかしそれを初めから母語としている人たちは
そういう思いをしていない、
と言うかする必要もない、って言うのは
何だか不公平だなぁ、
と言う思いを抱かずには居られませんでした。

英語を母語とする国が存在せず、
世界中の人々が、
英語を第2公用語みたいな感じで学ぶのなら、
本当の意味で「共通語」と言えるかも知れないけど、
初めから母語としている国があるのでは、
それは何か違うんじゃないかなぁ、と思うんですよ。

まあ日本も戦時中は、
植民地支配下に置いた国に、
日本語を強制的に学ばせていたし、
結局の所国の力関係が全てと言う事なんでしょうけどね。

それでも前の学校でネイティブクラスを受けていた時にも、
「生徒も先生もそれぞれ母語があって、
差はあれど皆2ヶ国語以上は喋れるって言うのに、
この人だけは英語しか喋れない、
でもネイティブって言うだけでこの職に付いている。」って
Yu君と話した事もあるぐらいだから、
やっぱり何か不公平感を抱かずには居られないのです。