英語名・その4 | ONCE IN A LIFETIME

ONCE IN A LIFETIME

フィリピン留学から人生が変わった一人の男のお話です。

昨日先生と話していた時に名前の話題になって、
やっぱり英語圏の人にとっては、
日本人の名前と言うのは発音し辛いらしい。

それはもちろん自分でも十分実感している事だけど、
やっぱり色々検索してみると、
何故中華圏の人たちは英語名を付けるのか?っていう
質問が多く見られるんだよね。

自分も初めてブルース・リーの映画を見た時は、
何故名前が2種類あるのか分からなかったし、
英語名を付ける理由も大分後になってからだった。

だからそれはごく普通の疑問だと思うんだけど、
少なくとも留学、またはビジネスで彼ら彼女らに接している人が、
そういう疑問を抱く、って言うのはちょっと不思議なんだよね。

正しい中国語の発音なんて外国人には無理な話しだし、
日本人からしても、
自己紹介の度に発音の説明、
なんていちいちしてられないんですよ。

だから英語名を付ける、って言うのは格好良いとかの話ではなく、
あくまで覚えてもらえやすいため、
相手の立場になって、と言うのが一番なんですよね。

比較的最近なんかでも、
少林サッカーのキーパー役で
ブルース・リーそっくりと話題になった、
陳國坤と言う香港の俳優がいますけども、
凄く発音し辛い名前だから、
英語名付ければ良いのに、とずっと思っていたんですよね。

その後彼は大陸の方で、
ブルース・リーの伝記ドラマの主役を務めたんですけども、
BS日テレでのスタッフ紹介を見てみたら、
いつの間にか「ダニー・チャン」になってたので、
ああ、やっぱりな、と思いましたからね。

まあ日本人の名前でも、
省略したりすれば済む話なんだろうけど、
自分なんかそうすると他人と絶対被るんだよね。

案の定、前でも今でも被っているし、
そういう意味も込めて使っている訳なんです。
もちろん英語名使っても被る可能性はあるんですけどね。

しかし日本人ってほぼ英語が話せないのにも関わらず、
やたら英語を使いたがる傾向があるのに、
名前に関しては全く逆なんですよね。
この辺りも「日本の常識は…」って思ってしまいます。