昨日は朝から胃痛が激しく、
午前中は少ししか勉強が出来なく、非常にしんどかった。
原因ははっきりしてるんで、
今後はまあ大丈夫だと思うんですけどね、
さすがに常識的に考えてアルコール摂取後はまずかった。
午後は何とか回復したんで、
リポートに宿題とそして課題のディクテーションと、
3時間ぐらい費やして何とか終わらせました。
で、その前にニコニコ動画で色々検索してたんですけども、
今年の4月にディスカバリーチャンネルで放送された、
「ブルース・リーが世界を変えた」がアップされているのを知り、
勉強している間に…して…無事全部見終える事が出来た。
「ブルース・リーの神話」を始め、
数々のドキュメンタリーを鑑賞してきましたけども、
そんな自分でもずっと夢中になってしまうぐらい、出来が良かったと思う。
日本ではずっと昔からある関節技を、
UFCで初めて公開された、みたいないかにもアメリカ人的視点な作りなどは、
正直嫌な感じも受けたけど、
それでもひとりの東洋人が与えた影響の凄さを心から実感出来たし、
そういう作品はあまりなかったので新鮮でもあった。
例えば70年代以前のアメリカ映画では、
東洋人は主役はおろか、脇役すら白人が演じる始末で、
さらにその風貌は丸い黒縁めがねに出っ歯に小さな髭、
といかにも白人が考えるステレオタイプな感じで、
はっきり言えば完全に「下」の存在だった。
それなのに「燃えよドラゴン」の公開後は、
その見下してたはずの連中が
皆「彼のようになりたい」と異口同音に願ったのだから。
"Everybody wanted to be like a Bruce Lee."
全米各地のクンフー道場では生徒が溢れかえり、
さらにそれまで脇役に過ぎなかった有色人種たちが、
その後は当たり前のように映画で主演を張り、
様々な分野にも一線で進出するようにもなった。
たったひとりの人間が世界を変え、
しかもその「彼」は自分と同じ黒髪と黄色い肌の「小柄な東洋人」であった、
と言う事を改めて実感したら…
さすがにこみあげてくるものを抑えずにはいられなかった。
もし彼が世に出る事がなかったら、
東洋人が世界で評価されるような事はなかった、
あったとしても下手すればもっと最近までずれこんでいたかも知れない。
そう思うと同じ東洋人として、
日本人ももっと感謝しなければならないはずなのに、
悲しいかな、ほとんどの人はその事実を知らないんだよね…。