この加茂茄子を描いた時の

幸座では

 

 

光は白

 

そして

 

 

その白は

色をぬぐって作る

 

 

ということを教えてもらいました。

 

 

物にはすべてに陰影があり

それをちょっと意識して描くだけで

 

みずみずしさが増したり

ふっくらさ加減が伝わったりします。

 

 

この加茂茄子

 

 

白く抜けてるところは

絵筆で

ぬぐって

作り出したのです。

 

 

今では

 

ここはこうするんだろうな

 

と絵を見た時に

 

その白抜きのことも

 

 

予測がつくようになりました。

 

 

本当におかげさまです。

 

 

上の加茂茄子の白抜きは

自信なさげな

白抜き

 

下の一枚は

自信ありとはいかないまでも

「こうよね!!」

という気持ちで

描いた白抜き

 

筆跡に迷いが

少ないのです。

 

 

白抜きも

ただ色をぬぐう

 

のではなく

 

描くことなんだ

 

ということを

 

この頃

感じてます。

 

 

己書師範修業はまだまだ続きます……