小説を書いていて思ったこと。こだわりが独りよがりにならないために。 | なせばなるなさねばならぬ

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自分を励ますためのブログ

 昔、ほぼ10年ほど前にかいた小説を、加筆訂正しながら、Eエブリスタ で公開し始めた。




 基本、文学好きなものだから、イベントが次々起こったりはしない。




 今、連載中なのは、行為なき官能をテーマに書いた小説。



 女体盛りをアートと考える男と、皿になっている女それも男の上司という、


 アブノーマルな関係。





 今、悩んでいるのは、もともとが、行為なき官能なので、前出の二人があんなことしたりこんなことしたりとか、一切ないまま話は終わる。



 ちょこっと、毎日読みに来てくれる人がいるので、「二人の関係が深まるのとか期待されてるかな?」と思っている。




 以前の私だったら「行為がないから文学なのよ」とこだわり倒すんだけど。




 誰かに読んでもらう予定もなく、自分のために書いていた。



 誰かの期待に応えたいと思いつつ、迎合はよくないとも思う。




 一回、できあがった小説を、これから先、崩しながら整えていく。



 成功するかどうかは、わからないけれど。