読書メーター '16年5月 | 一歩一歩でいいんじゃない?

一歩一歩でいいんじゃない?

水戸ホーリーホックをまったり応援する管理人のブログ。 サッカー以外の話題もあります。

5月は3冊。
割と「ライト」な作品が多かったですね。

なかなか読書のペースが上がりません・・・。



2016年5月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:920ページ
ナイス数:47ナイス

書店ガール 3 (PHP文芸文庫)書店ガール 3 (PHP文芸文庫)感想
書店を中心としたストーリではあるが、今作は震災や子育てと仕事といった問題を絡めており、このシリーズの新たな方向性を示した作品になっている。「書店員」の本に対する想いが伝わるこのシリーズを読んだ後は、ついつい書店の「棚」を見る目が厳しくなってしまう(笑)。
読了日:5月22日 著者:碧野圭
おれは非情勤 (集英社文庫)おれは非情勤 (集英社文庫)感想
子供向け雑誌に掲載されていた(加筆あり)短編集。舞台は小学校でミステリーの難易度も低く設定されているが、あまり子供向けの作品とは思えなかった。この本を読んだ子供が「非常勤」の先生に対し、余計な先入観を持たないと良いが・・・と思うのは考えすぎだろうか?
読了日:5月7日 著者:東野圭吾
民王 (文春文庫)民王 (文春文庫)感想
人の中身が入れ替わるというのは、昔からある仕掛けの一つだが、入れ替わったのが「総理大臣」と「○○大学生」というアンバランスさと登場人物の妙がストーリーを面白くしている。政治、就職、医療など、現代社会が抱える問題を織り交ぜているものの、如何せん「軽い」のが個人的には残念。もう少し掘り下げて、骨太な方向で執筆してもらいたかった。「軽さ」が、この作品の良さなのかもしれないが・・・。
読了日:5月5日 著者:池井戸潤

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